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森川葵 主演ドラマ「プリンセスメゾン」試写会&会見!
同作は、池辺葵さんによる漫画 「プリンセスメゾン」(「やわらかスピリッツ」連載中)をドラマ化。20代後半、年収250万円の女性が「マンショ ン購入」を目標に生きるリアル体験型ドラマとなっており、結婚に向けて恋愛ありきの生き方ではなく、彼女の家を探す姿に現代の女性が求めているものが見えてくる。さまざまな出会いが、小さいけど温かい支えを生んでいき、人々のやさしさが交錯する物語。
森川は、主人公・沼越幸を演じる。高校卒業後に上京して以来、8年間居酒屋に勤務する独身女性。おさげ髪がトレードマークで、普段は無口でとらえどころのない雰囲気だが、居酒屋では活発に動き回る頑張り屋。質素な暮らしで、少ない収入の多くを貯金に回し、いつか「自分の家」を手に入れる夢をもつ。理由は彼女の孤独な過去にあるようだが、それはまだ明らかになっていない。
試写上映後の会見にて森川は、「私が沼越幸という主人公を演じるにあたって、原作の世界観を壊さずにできるのか正直不安だったのですが、出来上がったものを観て、『プリンセスメゾン』という作品に自分がしっかりと入って、その世界を作り上げることができていたと思ったので自分としては安心しました。これから放送が始まりますが、ドラマ版の『プリンセスメゾン』の世界と雰囲気を味わっていただけたらと思います。温かく見守って頂けたら嬉しいです。」と挨拶。
自身の演じる役柄の印象を聞かれると、「自分できちんとお金を稼いで、炊事・洗濯なども色々やって、1人で生きている沼ちゃんは強いなと思いました。私も東京にいる時間は親ともあまり連絡をとらないですし、1人でいる時間も多くて、21歳という年齢なのですが、これから1人で生きていかなければいけなく、自分で自分を支えていかなければならないという状態で、出会うべくして、(沼越幸という役に)出会えたと思います。私は、いつか結婚したいですし、1人で生きていくなんて言えないんですけど、沼ちゃんのように強く、自分で自分のことを支え、自分と向き合いながら生きていけたらと思っています。」とコメント。
原作の魅力については、「絵が独特で、ぱっと読むと登場人物の感情が分からないところがあるのですが、何回も読んでいくと色々な表情が見えてきて、それがすごく素敵な漫画だなと思いました。“初めから味は凄くあるんですけど、さらに深い味になっていく。”それをすごく感じることのできる作品です。」と語った。
森川葵主演ドラマ「プリンセスメゾン」は、NHK BSプレミアムにて10/25(火)~毎週火曜23:15~放送!ぜひご期待ください!
【あらすじ】
東京。居酒屋の連なる駅前を過ぎ、狭い脇道を通り抜け、高層ビルが建ち並ぶ街のアパートに暮らす沼越幸(26)。トレードマークの三つ編みで幼く見える幸は、街にあるマンションギャラリーに通うのが休日の日課である。
彼女を迎える持井不動産のマンションギャラリーでは、お客様の案内を務める伊達政一(35)、受付の女性・要 理子(39)、阿久津(23)、新人研修中の奥田くん(22)が働いている。
冷やかしとは思えないほど真剣にモデルルームを吟味し、プロ顔負けの質問をする幸。
「地上の楽園」を求めて集うカップルや家族連れに紛れて1人で淡々と見学に通う幸の存在は彼らの中の密かなミステリーとなっていた。
なぜ、彼女はひとりでマンションを買おうとしているのか……。
実は、家族の集う「家」を突然失った過去があったのだ。