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北村匠海(DISH//) ドラマ「仰げば尊し」舞台挨拶会見!
同作は、神奈川県立野庭高校(1980年代当時)の弱小吹奏楽部に起こった奇跡の実話『ブラバンキッズ・ラプソディー』『ブラバンキッズ・オデッセイ』 (石川高子・著/三五館・刊)に脚色を加え、オリジナルドラマとして“奇跡の物語”を描く。
ドラマの舞台は横須賀。事故の後遺症で音楽から背を向けていた元サックス奏者の樋熊迎一(寺尾聰)が、荒廃した高校で夢を失いはみだした問題児ら、そして、元プロミュージシャンが教育現場へ足を踏み入れることに反対する教師や父兄と対峙し、決して楽ではない道を歩んでいく…。
再び夢を見出し、真正面から生徒と向き合い、満身創痍で吹奏楽指導に励む猪熊と、そんな父を気遣う娘・奈津紀(多部未華子)。そして、戸惑いつつも、猪熊の情熱に報いようと渾身の力で吹奏楽に向き合っていく生徒たち。そこにあるのは、一人では決して叶えることのできない“感謝”と“深い絆”、そしてなによりも“音楽は心で奏でるものだ”という大切な想いだ。
誰からも期待されなかった無名高校の吹奏楽部が、たった一人の教師の下で全国の頂点“音楽の甲子園”を目指した『魂の合奏』。一人では叶えられない夢がある。一人では味わえない喜びがある。世代を超えて届けたい、心に響くヒューマンドラマとなっている。
北村が演じるのは、不良グループの一人・安保圭太。正直者で、ケガでギター演奏ができなくなったグループリーダーの青島裕人のことを気にかけているという役どころ。
舞台挨拶に登壇した北村は、寺尾聰さんについて、「芝居をしていても、その合間にも、寺尾聰さんがたくさんいろんな話をしてくださって、寺尾聰様と言わせていただきたいぐらい、この一か月の撮影で芝居や音楽面でもさらに偉大な存在になりました。寺尾さんがよく言ってくださる“よーいドンだぞ!”という言葉は僕らの中にも常にあって、寺尾さん演じる樋熊迎一という役の中でもその熱さを感じましたし、そういう意味ではこのドラマをたくさんの方に観ていただきたいなと思いました。」と語った。
実際に寺尾さんは現場でも先生ですか?という質問には、「大先生です。今まで恩師と言える先生は小学校のときの先生一人ですが、芝居をしていて、寺尾さんを大先生と呼ばせていただきたいぐらい本当に偉大な存在です。」と話すと、寺尾さんから「仲間」という言葉をかけられ、「“大”仲間です。」と恐縮した様子だった。
最後に、「それぞれの役には必ず熱さがあって、本当に熱さが詰まったドラマです。この夏、この日曜劇場がさらに熱いものになると思うので、たくさんの方にこの熱さが届けばいいなと思います。」とメッセージを送った。
ドラマ「仰げば尊し」は、TBSにて7/17(日)より毎週日曜21:00~放送!(初回25分拡大)
ぜひご覧ください!
(敬称略)