STAGE
小柳友 舞台「PARCO Produce『BENT』」囲み取材&公開ゲネプロ!
同作は世界大戦直前のドイツを舞台に、セクシャルマイノリティの人々が受けた想像を絶する弾圧と、その中で育まれる究極の愛を描き、世界中で上演されている問題作。
ナチスドイツによる同性愛者への迫害という、歴史に埋もれた極めて特異なテーマを扱ったドラマとなっている。
舞台はナチス政権下のドイツ。ナチスがユダヤ人を大量虐殺した事実は広く知られているが、その残虐極まりない時代に、ユダヤ人ではなくても過酷な運命を強いられた人間たちがいた。ユダヤ人がダビデの星、つまりは黄色い星を胸につけることを強要されていた同じとき、胸にピンクの星を付けることを強要され、虐殺されていった人たち。それは同性愛者だった。その数は実に25万~30万人にも及んだという。黄色の星の運命よりもさらに過酷な扱いを受けた人々の、知られざる事実。
過酷な運命に翻弄された一握りの人々を描いた、いつの時代にも訴えかける究極の愛の物語。
ナチスドイツの突撃隊員・ウルフを演じる小柳は囲み取材にて、「演出の森新太郎さんに本当に愛を注いでもらったので、これから皆さんに良い作品を届けたいと思っています。」と語った。
舞台「PARCO Produce『BENT』」は、7/9(土)~24(日)東京・世田谷パブリックシアターを皮切りに、仙台、京都、広島、福岡、大阪にて上演。
ぜひ劇場でご覧ください。
■詳細
http://www.parco-play.com/web/program/bent2016/