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小松菜奈 映画「ディストラクション・ベイビーズ」初日舞台挨拶！
同作は、愛媛・松山を舞台に若者たちの欲望と狂気を描いた衝撃作。タイトルの由来は、『ディストラクション』が『Distraction（気晴らし、動揺）』『Destruction（破壊）』という類似する発音で2つの意味を持ち、登場人物たちの群像劇を象徴していることから命名された。同作が商業映画デビューとなる『NINIFUNI』などの新鋭・真利子哲也監督がメガホンを執り、脚本は、真利子監督と『桐島、部活やめるってよ』の喜安浩平さんが担当。
日本映画史上もっとも過激な108分として、日本から世界を震撼させる鮮烈な青春映画が誕生した！
小松は、主人公・芦原泰良たちの危険な遊びに巻き込まれる少女・那奈を演じている。
舞台挨拶にて小松は、「公開初日を迎え、こんなにたくさんの方々に観ていただけてとても嬉しく思います。短い時間ですが本日は宜しくお願いします。」と挨拶。
同作で人生初の茶髪に挑戦したが、「髪色をどうしようとなった時に、金髪はいかにもな感じがして…。那奈は茶髪なのかなとか、想像するのが本当に楽しかったですし、役で髪の毛を染めたことがなく、そういったところから役作り入ることが私としては新鮮でした。」と話すと共に、菅田将暉さん演じる北原裕也との壮絶なシーンについて、「本当に痛かったです。でも、お互い遠慮しないで演じられたのは私にとってすごく良かったなと思いました。」と振り返った。
さらに、同作が本気・本音がぶつかり合う意欲作になっていることから、今だから言える本音は？という質問があがり、「現場で菅田さんのことが嫌いでした（笑）。」と告白。真相を問われると、「役柄的にただただ暴力を振るわれて、（菅田さん演じる）裕也ももちろん嫌いなのですが、菅田さんまでも嫌いになってしまいました。」と話した。その答えを受けて菅田さんが“笑顔でしゃべれるようになって良かったね。”と小松に同意を求め、小松も、「そうですね。良かったです。」と笑顔で返したが、その後MCからの、“今は大丈夫なんですね？”という確認に小松が一呼吸おいて、「はい、大丈夫です。」と返事をしたため、菅田さんから“間があったぞ。”とツッコミが入り、そのやりとりに会場から笑いが起こっていた。
映画「ディストラクション・ベイビーズ」はテアトル新宿ほか絶賛公開中。
ぜひ劇場でご覧ください！
【ストーリー】
愛媛県松山市西部の小さな港町・三津浜。海沿いの造船所のプレハブ小屋に、ふたりきりで暮らす芦原泰良（柳楽優弥）と弟の将太（村上虹朗さん）。日々、喧嘩に明け暮れていた泰良は、ある日を境に三津浜から姿を消す―。それからしばらく経ち、松山の中心街。強そうな相手を見つけては喧嘩を仕掛け、逆に打ちのめされても食い下がる泰良の姿があった。街の中で野獣のように生きる泰良に興味を持った北原裕也（菅田将暉さん）。彼は「あんた……すげえな！オレとおもしろいことしようや」と泰良に声をかける。こうしてふたりの危険な遊びが始まった。やがて車を強奪したふたりは、そこに乗りあわせていたキャバクラで働く少女・那奈（小松）をむりやり後部座席に押し込み、松山市外へ向かう。その頃、将太は、自分をおいて消えた兄を捜すため、松山市内へとやってきていた。泰良と裕也が起こした事件はインターネットで瞬く間に拡散し、警察も動き出している。
果たして兄弟は再会できるのか、そして車を走らせた若者たちの凶行のゆくえは―
