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市原隼人 ドラマ「双葉荘の友人」記者会見!

市原隼人主演、ドラマW「双葉荘の友人」の記者会見が3/16(水)都内で行われ、市原が登壇した。

プロ・アマ問わず優れたシナリオ作品を発掘し、脚本家の育成を通じて広く映像文化の発展に貢献することと、その映像化を目的に創設された「WOWOWシナリオ大賞」。同作は、2014年に募集した「第8回シナリオ大賞」の応募総数482編の中から大賞を受賞した川崎クニハルさんの「双葉荘」を映像化、川崎さんが若いころに体験した実話をベースに、見えないはずのものが見えるテラスハウス「双葉荘」で繰り広げられる、珠玉のロマンティックミステリーが完成した!

2000年3月。舞台監督の川村正治(市原)と雑誌編集者の妻・美江(臼田あさ美)は、神奈川・横浜の街を望む高台のテラスハウス「双葉荘」に移り住む。この家の大家・寺田幸吉(中原丈雄)とその妻・直子(吉行和子)の高飛車な態度は気になったものの、隣の部屋に住む主婦・八井沙季(陽月華)との相性は良く、正治も美江も新生活になじんでいった。そんな中、正治は舞台監督の仕事を退職し、美江の計らいで自宅でのライター業を始めることに。ある朝美江を送り出した正治は、家の中に不穏な気配を感じる。誰もいないはずの家に人影が…。それは26年前に「双葉荘」の同じ部屋に住んでいた倉田誠司(中村倫也)という画家の“幻影”だった。驚く正治に反応する倉田。似たような境遇の2人は次第に交友を結ぶようになるが、ある日正治は幻影の中で信じがたい光景を見てしまう。それは幻か過去に実際に起きたことなのか?驚くべき真相が明らかになる。

脚本を読んだ感想を聞かれ、「面白い話しだなと思ったと同時に、この類の作品を観たことがなかったので、どうしてこのような作品が書けたのかなと考えました。現場で原作者の川崎さんとお会いする機会があって、実体験を基づいている話で、僕には見える存在の方がいて、妻には見えない。川崎さんが感じるもう一つの空間と実際の奥さんとの生活、理解してもらえない気持ちを考えると居場所がなかった、というお話をしてくださったのがとても印象的でした。それを知ってから改めて読んで鳥肌が立ちました。」と語った市原。

WOWOWドラマ、さらに監督を務めた平松恵美子さんとは初となるが、「WOWOWはドラマ、舞台、音楽、映画など様々な素晴らしいものを生み出している場所で、ご一緒できたことを嬉しく思っています。平松さんは人間臭くて、素直で、肩の力が抜けたアットホームな環境を作ってくださる方。それが自然と画にも出ていると思うのですが、居心地が良かったです。また、テストを重ねる監督で、僕自身初めての経験。すごく勉強になりました。」と撮影を振り返りつつ話した。

自身が演じる正治は、見えないものが見えてしまう不可思議な体験をする役柄。「川村正治は実際に見えた時に恐怖感は抱いていないんです。倉田と仲良くなって、いろいろな感情をさらけ出せるくらいになるのですが、見えないことに対しての余計な雑念を取り除き、自然と打ち込めるようにしました。またそれ以前に夫婦の物語なので、お芝居で話すのではなく、話してしている姿がカメラに映ってしまったと思われるような雰囲気になるよう心がけました。」と演じるにあたり意識したことについて語った。

また、正治と同じような不思議な経験をしたことがあるかという質問を受け、「海外に行く機会が多かった時期があって、その時は金縛りが止まらなかったです。家に帰っても5分おきに金縛りにあって、何かを連れてきてしまったのかなと(笑)。そんなに疲れてはいなかったのですが、ある日突然なくなって、不思議な経験でした。」と実体験を話した。

さらに、同作での印象的だったシーン、苦労したシーンを聞かれ、「この作品は2000年の設定で、隣長屋の人がご飯を持ってきて“一緒に食べませんか”と言うシーンがあるのですが、現代では、なかなかない光景なのかなと思い、すごく好きです。また、筆談をするシーンがあって、筆談で話すこと自体、芝居でも経験したことがなく、間の取り方が難しかったです。」と答えた。

最後に、「夫婦の絆や関係性、相手の大切さを感じていただける作品になっていると思います。また、事実とその裏側の真実の違い、そして同じ類の作品は観たことがないので、その新鮮さとファンタジーなロマンスも楽しんでください。宜しくお願いします。」とメッセージを送り会見を締めくくった。

ドラマW「双葉荘の友人」は3/19(土)21:00よりWOWOWプライムにてO.A。
ぜひお楽しみください!

(敬称略)
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