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片桐はいり 映画「アーロと少年」友情プレミア試写会!
「トイ・ストーリー」「モンスターズ・インク」など感動に満ちた<友情>の物語を描き続けてきたディズニー/ピクサー。その最新作は、地球が隕石の衝突を逃れ、恐竜たちが絶滅することなく進化した“もしも”の世界を舞台に、恐竜なのに怖がりのアーロと、体は小さくても怖いもの知らずの少年スポットの奇跡の友情を描く感動のアドベンチャー・ファンタジー。
言葉を持つ恐竜と、いまだ言葉を持たない人間――大きさも正確も正反対の二人が、実写と見まがうほどの映像で描かれる雄大な大自然の中で、驚きに満ちた冒険の旅を繰り広げる。
未知なる世界は、怖がりのアーロでなくても恐ろしいもの。でも、かけがえのない絆が、きっと勇気を与えてくれるはず――この春、新しい世界に一歩踏み出すすべての人に、アーロとスポットがエールを贈る。
片桐は、臆病な恐竜アーロが冒険中に出会うTレックス一家の姉・ラムジー役で声優に初挑戦している。
上映前に行われた舞台挨拶で片桐は、「こんばんは、片桐はいりです。私は松重豊さんの娘の役なのですが、松重さんとは誕生日が一日違いの同じ年です(笑)。今日はどうぞ楽しんでいってください。」と挨拶。
この日は、同作にちなみ“友情”をテーマにトークが展開。まず、芸能人のベストフレンドといえば誰を思い浮かべますか?と聞かれ、「試写会の時に見かけたことがあります(笑)。“友達”をと聞かれて、『いないです』と言ったのですが、私は30年前ぐらいに映画館で働いていたことがありまして、その時にトム・クルーズさんの映画を一緒に観に行く友達と“トムの会”と名付けて30年間映画を観続けているので、こうなったら友達なんじゃないかと(笑)。なので、挙げさせて頂きました。」と話し、会場の笑いを誘った。それを聞いて共演の八嶋智人さん(Tレックス一家の弟・ナッシュ役)が、「“トムの会”にトムがいつか来たらすごいですよね。」と盛り上げると片桐も、「来て欲しいですね!」と目を輝かせていた。
さらに、友達に言われて大切にしている言葉・嬉しかった言葉は?との質問に、“頭ひとつ飛び出しているからこそ見える風景”と回答し、「中学・高校の友人で、国際アンデルセン賞や本屋大賞も取っている作家の上橋菜穂子さんから『頭ひとつ出てると風当たりが強いから辛かっただろうけど、頭ひとつでているからこそ見えた景色があったろうね。』といったようなことが書かれている手紙をもらったことがあって、ちょっと感動しました。」と思い出を交えて語った。
最後に、Kiroroさんの名曲を映画の世界観に合わせた、日本版エンドソング『Best Friend ~Mother Earth Vershion~』を登壇者と会場に集まった約200名のお客様で大合唱。温かな雰囲気で、イベントは幕を閉じた。
映画「アーロと少年」は、3/12(土)全国ロードショー。ぜひご期待ください!
【ストーリー】
弱虫で、父親に甘えてばかりだったアーロは、激しい嵐で最愛の父親を亡くし、川に流されて見知らぬ土地で目覚める。そんな迷子のアーロを救ってくれたのは、人間の少年スポットだった。言葉も通じないのに、アーロを小さい体で一所懸命に守ってくれるスポット。最初は反発しながらも、やがてアーロはスポットに少しずつ心を開いてゆく。そうしてふたりは、アーロの家族が待つ家を目指し冒険の旅を始めるが、彼らの行く手には想像を絶する大自然の脅威や敵が待ち受けていた。力を合わせて困難を乗り越えていくアーロとスポット――。いつしかふたりは、言葉を超えた心で通じ合う、人生初の友だちになっていく。だが、運命は、そんなふたりを引き裂こうとしていた――。