TV
早見あかり 木曜時代劇「ちかえもん」記者会見!
同作は、神出鬼没の渡世人・万吉(青木崇高)と冴えない中年スランプ作家・近松門左衛門(松尾スズキさん)が元禄大坂を駆け抜ける新感覚の痛快娯楽時代劇。脚本は、NHK連続テレビ小説「ちりとてちん」の藤本有紀さんが手がけ、「曾根崎心中」誕生秘話を大胆に創作し、“人間近松”を描き出すオリジナル人情喜劇となっている。
近松門左衛門が描き、空前の大ヒット作となった人形浄瑠璃『曾根崎心中』の誕生から遡ること半年前、元禄16(1703)年1月。近松は、定番の“歴史モノ”しか書けず、妻に逃げられ超スランプに陥り、大坂堂島新地の「天満屋」に入り浸り、年増遊女お袖相手にちびちび酒を飲む、冴えない中年男だった。
そこに謎の渡世人・万吉が現れる。万吉は情に厚く純粋で困った人は放っておけない性格で、気がつけば近松は万吉とコンビを組まされ、ワケあり遊女お初や、商家の放蕩息子徳兵衛らが巻き起こす厄介な騒動の解決に立ち向かうことに!
よせばいいのに万吉は、どんどん揉め事の奥深くに首を突っ込み、事態はさらにややこしくなるが、近松はそこに“人間の生きるたくましさ”と“ほんものの愛”を発見していく。
そして、傑作人形浄瑠璃『曾根崎心中』が誕生するのだった―。
天満屋のワケあり遊女を演じる早見は会見にて、「すごく楽しくて、脚本を頂いたときに、まず、“これは面白くなるな”と思いました。そして、撮影が始まり、“これは面白くなるものだ”と確信したというお話をしたと思うのですが、今、本当に楽しくみんなで作品を一緒に作り上げているという気持ちでいます。」と笑顔でコメント。
作品について、「この作品はただの時代劇ではなく、本当に見やすい作品になっているので、若い人たちにチャレンジしていただきたい、ぜひ見て下さいと堂々と言える作品です。正直“時代劇”と言われてしまうと、ハードルが上がってしまいますが、そのハードルが上がる気持ちを超えて、とりあえずでいいのでまず見て欲しいです。1話はもちろん楽しくて、ワクワクするものですが、8話にいくにつれて、いろいろなストーリーがあります。7話、8話の台本を読みましたが、やっぱり何度見ても泣けます!1人で号泣しながら、新幹線で読んで来ました(笑)。それぐらい良い作品なので、ぜひ1話から楽しんで見ていただきたいです。」と語った。
木曜時代劇「ちかえもん」はNHK総合にて1/14より毎週木曜20:00~からO.Aスタート。
ぜひご期待ください!