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椎名桔平 主演ドラマ「破裂」取材会!

8/12(水)撮影スタジオにてドラマ「破裂」の取材会が開催され、椎名桔平が出席した。

年老いた心臓が若返る「夢の治療法」には恐るべき副作用があった。「“ぴんぴん、ぽっくり”で老人を減らす」ーー国家的陰謀の魔の手。

同作は、久坂部羊さん原作「破裂」のドラマ化。心臓の新しい治療法をめぐり、エリート医師と天才官僚が対決する禁断の医療サスペンスドラマ。

椎名演じる香村鷹一郎は「医者は三人殺して一人前になる」という哲学を持つ、冷徹なエリート心臓外科医。老化した心筋を若返らせる「夢の治療法」に全てを捧げて
きたが、心臓破裂という恐るべき副作用が判明。国家的陰謀に巻き込まれていく。幼い頃、自分と母親を捨てた父親を憎んでいるという役柄。

取材会で椎名は「このドラマは親子、家族、大学の医局の中にいるスタッフ、教授選の話、そこにある野望や裏切り、そして高齢化社会に対する医療問題。そういった
要素が渦巻きながら、歪んで、捩じれていく先に何が見えるのか。その何かがみたいと思って、毎日必死に演技をしています。10月10日の夜10時からということ
で、もう1つ10を足すなら、10点満点のドラマになると自負していますので、みなさまお力をよろしくお願いします。」と挨拶。

演じる役について、共感できるところ、できないところという質問に「全てを受け入れて共感しようという気持ちから始まっているので、なかなか申し上げにくいので
すが、1つ最初に思ったことは原作の中で、足の不自由な息子がいて妻と別居するのですが、研究に没頭して家庭を顧みないというキャラクターという部分は、共感し
ませんでした。共感する部分はけっこうあります。どんなに手術で疲れても、この人は毎朝走るんですけど、走る事で何かのとっかかりが掴めればと思い、私も走りま
した。夢を信じてまっすぐに進んで行き、それを利用されても長いものに巻かれるのでなく、諦めないで戦うという部分は非常に惹かれました」と答えた。

現在、ドラマの定番になりつつある医療ドラマの中で、このドラマの見所について「他の医療ドラマを見れているわけではないので、比較の仕様がないのですが、ドラ
マに入る前に見た名医のコメントに『手術は手術前に成功するか失敗するか決まっている。手術前にどれだけ準備をするか、その準備を完璧にすれば、手術は成功する
んだ』という言葉に非常に感銘を受けました。役者も同じで、本番で成功させるような準備ができればと思いますし、このドラマに関してはお話を頂いたのが昨年でそ
れから7ヶ月、プロデューサーを始めとする関係者のみなさんがドラマの真実味を与えるために、これでもかというくらいいろいろな準備をされてきたのを肌で感じて
きましたので、結果としてドラマの密度に繋がってくると信じていますし、本物のドラマになると信じています」と語った。

最後に共演する仲代達矢さんに「今回、仲代達矢さんとご一緒できて感無量です。とてつもなく大きな存在で、日々仲代さんの背中を見ながら、大きな胸に飛び込んで
芝居をさせて頂いて、光栄に思います」と感謝の気持ちを伝えた。


10/10(土)夜10時スタートの土曜ドラマ「破裂」。
エリート医師 VS 天才官僚。どちらが天使で、どちらが悪魔か…?
ぜひ、ご覧下さい。
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