濱田岳声優出演映画「天才バカヴォン～蘇るフランダースの犬～」が5/23(土)公開初日を迎え、新宿バルト9で行われた舞台挨拶に、濱田が登壇した。

同作は、赤塚不二夫生誕80周年企画・国民的名作ギャグマンガ『天才バカボン』初の長編アニメ映画化作品。バカボン一家の変わらない馬鹿さ加減や、アニメーション放送から40周年を迎える名作『フランダースの犬』のネロとパトラッシュの、原作では決して見られない恐ろしい姿が描かれる。その絶対に一緒になるはずのない二組を引き合わせたのは、『秘密結社 鷹の爪』など数々のヒット作品を生み出しているFROGMANさん。同作を通してバカボン一家の姿から、思いやりの大切さ、人間としての本当の“賢さ”とは何か、そしてお馴染みの“これでいいのだ！”のフレーズで現代社会を痛烈に皮肉りながら、子供から大人まで楽しめる現代版「バカボン」を見事に描き出していく。

バカボン一家は、長男のバカボンと、自由人のパパに優しいママ、そして弟のハジメちゃんの4人家族。東京の片隅で毎日楽しく暮らしている。ところが、そんな一家の元に、不審な男たちが次々と現れるようになる。その正体は、悪の秘密結社・インテリペリ。彼らはなぜか“バカボンのパパ”の本名を知りたがっており、あらゆる方法でパパに近付くが、翻弄されるばかりで一向に本名を聞き出せない。そこでインテリペリの総帥・ダンテは、息子のバカボンから聞き出そうと目論む。「子供と仲良くなるには、子供が一番だ。…特別な子供がな。」そうして召喚されたのは、地獄へと堕ちた『フランダースの犬』の主人公、ネロとパトラッシュの魂だった！天才バカボンと悪の秘密結社とフランダースの犬による、未曾有の戦いが始まる…。

バカボンのクラスを仕切るいじめっ子・西河内好平の声を担当した濱田は、初日を迎えた心境を役の声でお願いしますとMCから言われ、「濱田岳です。役の声ですか…。声を張ります。」と戸惑いながらも挑戦。途中まで言いかけたが納得がいかなかったようで、「ダメですね。今日はよろしくお願いします。すみません！」と恐縮しながら挨拶した。

また、バカボン一家と一緒に住むなら、どのキャラクターがいいかと聞かれ、「ママです。美人で、包容力があって、いいなと思います。」とコメント。

その後、最近やってしまったバカなことは？という質問があがり、2002年公開映画『白い船』より親交があるFROGMANさんとのエピソードをあげ、「最近ではなく中学生の頃なのですが、FROGMANさんが島根に住まれていたので、夏休みに遊びに行ったんです。お風呂に入っていたらカエルがいて、怖すぎてFROGMANさんと奥様の前で全裸で『カエルが出た』と…（笑）。」と告白。FROGMANさんが“そんなにたくさん出たのかなと思って見に行ったら、蛇口のところに、ついこの間までオタマジャクシだったかと思うような2cm位のアマガエルだった。”と当時の様子を説明すると、「中学生の頃ですから。人生初の裸一貫の勝負でした。」と話し、会場の笑いを誘っていた。

映画「天才バカヴォン～蘇るフランダースの犬～」は、新宿バルト9ほか絶賛公開中！
ぜひ劇場でお楽しみください。