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北村匠海 連続ドラマW「天使のナイフ」ヒット祈願イベント!
同作は、第51回江戸川乱歩賞を受賞した薬丸岳さんの同名小説が原作で、少年法に守られる殺人犯と、プライバシーを晒される被害者やその遺族の両者の視点に立ち、謎を解きながら社会問題を考え、真の更生、贖罪について視聴者に是非を問う作品となっている。
4歳の娘と2人で暮らしているカフェの店長・桧山の妻は、13歳の少年たち3人に殺害された。彼等は年齢から刑事責任能力を問われず、少年法によって保護された。一方、被害者遺族の桧山や妻の母は、マスコミに追われ、生活の全てを白日の下に晒された。
4年が経ち、妻の友人である保育士や、カフェの店員の警告を無視して、桧山は社会に復帰した少年たちの「更生」の結果と、「現状」を人知れず調べ始める。だが、その直後から少年たちが次々と命を狙われて行き、桧山のもとへ刑事たちが訪ねてくる。妻の犯人発覚後にマスコミの前で、「国家が罰せないのなら、自分が犯人を殺してやりたい!」と発言した桧山は、第一容疑者にされていたのだ。警察や人権派弁護士、ジャーナリストからの攻撃に追われながらも少年たちの真相を探るため奔走する桧山。次第に少年法の裏に隠されていた真実が牙を剝き出す!
北村は、桧山の妻を殺害した3人の少年のうちの1人で、事件後は児童自立支援施設に送致され、施設を出た後、定時制高校に通いながら印刷工場で働く・少年Bを演じる。
この日はまず、ドラマのヒットを祈願した祈祷が行われ、終えての感想を聞かれると、「あっという間に感じました。祈祷はお経のようなもので、僕にはそれが音楽に聴こえてすごく楽しかったです。」と話した。
撮影について、「少年法に関してはあまりよく知らなかったので、この作品を通して自分の中で深く噛みしめることができました。撮影では、監督が大胆な演出をして下さったので、僕は大船に乗る気持ちですごく貴重な経験が出来ました。また、同じ年代の2人(村上虹郎さん、清水尋也さん)が居てくれたので色んな役について話し合えましたし、この年でしかできない“反骨心”も表現できたと思っています。」と振り返った。
自身の役どころについて、「あまり今まで演じたことのない役柄だったので、良い意味で楽しさがあり、自分の中で新しく感じて、やりやすさもありました。」と話すと、北村が所属しているダンスロックバンド・DISH//での活動時はやんちゃなイメージもありますが…?と問われ、「音楽のイベントをしている時は割と暴れまわってますが(笑)、普段は学校で勉強も真面目にやってます。」と答えた。
そして同作について、「僕達3人の少年A、B、Cがきっかけで話が二転三転していき、物語が進むごとに急展開が多くなっていくので、すごく面白いと思います。見ている人それぞれが心の中で思うことがあるような、感慨深い作品になっています。」と語り、イベントは終了した。
連続ドラマW「天使のナイフ」は、2/22(日)より毎週日曜22:00~WOWOWプライムにて放送スタート!(第1話無料放送/全5話)
ぜひご覧ください。