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坂井真紀 台湾映画「KANO~1931海の向こうの甲子園~」ジャパンプレミア開催!
本作は、『海角七号 君想う、国境の南』(09)、『セデック・バレ』(13)を監督したウェイ・ダーションが歴史に埋もれていた感動の忠実を発掘、長編映画初監督となるマー・ジーシアンにメガホンを託した。主演は、永瀬正敏。野球部監督・近藤兵太郎役として約5ヶ月に及ぶ台湾での撮影に臨んでいる。また、近藤兵太郎の妻役に坂井真紀、特別出演として台湾の農業発展に大きな貢献をした水利技術者・八田與一役に大沢たかおが出演。同作は、台湾公開とともに空前の大ヒットを記録。栄誉ある映画賞である金馬奨では、永瀬正敏が日本人初となる主演男優賞にノミネートされたほか主要6部門にノミネート。観客賞・国際映画批評家連盟賞を受賞するなど高い評価を受け、満を持しての日本公開となる。
物語は、1929年に誕生した日本人、台湾人、台湾原住民による嘉義農林野球部が新任監督の近藤兵太郎を迎え、スパルタ式訓練で「甲子園進出」を目指すことになった。近藤の鬼のような特訓を受け、連敗続きだった野球部員は、次第に勝利への強い想いが沸き上がり、甲子園出場の夢を抱くようになる。そしてついに1931年、台湾代表チームとして、日本の夏の甲子園に出場、嘉義農林チームの、一球たりとも諦めないプレイは、5万5千人の大観衆の胸を掴み、嘉農の躍進の話題は次第に日本中に広まっていった。
上映前の舞台挨拶に登壇した坂井は、「近藤監督の妻役をやらせていただきました。永瀬さんと本当に同じ気持ちで、ウェイプロデューサーや、マー監督、そして(嘉義農林野球部の)AKIRA君(ツァオ・ヨウニン)、ソ君(チェン・ジンホン)に台湾から来ていただいて…。本当に皆さんに早く観ていただきたいと思っていたので、私もちょっと今泣きそうなぐらいに嬉しいです。今日はありがとうございます。宜しくお願い致します。」と、時折声を震わせながら挨拶。
台湾での撮影については、「私は撮影が始まって随分と現場が温まっているところに参加させていただいて、永瀬さんが居てくださるだけでとても心強いのですが、それだけではなく、皆様本当に温かく迎えてくださって、素晴らしい現場ってやはり勢いがあると言いますか、大変な事が色々あっても、きちっと皆が同じ方向を向いていられているなと凄く感じました。KANOのストーリーに似ている現場だなと凄く感動しました。」と語った。
台湾で印象に残っている事を聞かれると、「私たち日本人に、とても親切にしてくださる事があらゆる場面でありました。感動して嬉しかったです。」と笑顔で振り返った。
坂井真紀出演映画「KANO~1931海の向こうの甲子園~」は、1/24(土)新宿バルト9他全国公開!是非ご期待ください。
(敬称略)