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Yuki Saito 監督作品・映画『軍艦少年』公開記念舞台挨拶イベント!
同作は、「ギャングキング」「セブン☆スター」などを執筆し、ヤンキー漫画のカリスマとして人気を誇る柳内大樹氏が想いを込めて放つ、渾身の熱き青春漫画「軍艦少年」を実写化。
世界中で大ヒットを記録した「007 スカイフォール」、日本でも大ヒットを記録した「進撃の巨人 ATTACK ON
TITAN」前後篇などに登場し、映像作品のロケーションとして脚光を浴びる軍艦島が本作の舞台となっており、2015年に世界文化遺産に登録されて以降初となる映画撮影を行なっている。
長崎・軍艦島の見える街で暮らす、地元の高校に通う海星(佐藤寛太さん)と小さなラーメン屋を営む玄海(加藤雅也さん)。最愛の母を亡くして喧嘩に明け暮れる息子と幼馴染の妻を亡くして酒に溺れる父は互いに反目し、いがみ合っていた。そんなある日、海星は父と母が生まれた軍艦島に二人の大切な物がある事を知る。一方、玄海は妻が祀られた仏壇に一通の知らない手紙がある事に気付くが・・・。
上映前に行われた舞台挨拶にてYukiは、注目してほしいシーンについて、「海星と玄海が取っ組み合いをするシーンがあるのですが、ずっとすれ違っていた二人が初めて相容れそうになるというシーンだったので、段取りのときから、階段から降りてくる寛太君の熱量があって、それを受け止める雅也さんがいて、その激しくて本当に殴り合うんじゃないかというくらいの段取りを見て、これは切らずにワンカット撮影にしようと思いました。久々に映画を劇場で観て、その決断はやはり間違えていなかったなと、あのシーンを切らないで良かったなと思いました。」と語った。
イベント終盤では、来週発表となる「今年の漢字」にちなみ、登壇者が同作に込めた熱い想いを「漢字一文字」で発表する一幕も。
Yukiは「熱」と書いた色紙を披露し、「寛太君をはじめ、最初の本読みのときから取っ組み合うんじゃないかというくらい他の若手俳優たちにも殴りかかるような本読みをしていて、そこでみんなのスイッチが入って、みんなで一艘の船に乗ったみたいに毎日軍艦島に見守られながら映画製作の醍醐味を感じていました。こんなにもみんなで一丸になれることがあるんだ、というくらい一つになれて熱を帯びていた撮影だったので、きっとそれが映画を観ていただいた方にも伝わるだろうという意味合いを込めて『熱』とさせていただきました。」と話した。
映画『軍艦少年』は、ヒューマントラストシネマ渋谷他にて公開中!
ぜひお楽しみください。
■公式サイト
https://happinet-phantom.com/gunkanshonen/