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西山潤 映画「おかあさんの木」完成披露会見&舞台挨拶!

西山潤出演映画「おかあさんの木」の完成披露会見&舞台挨拶が、5/28(木)に行われ西山が出席した。

同作は、戦争で7人の息子が次々と兵隊にとられ、そのたびに桐の木を植え息子たちの無事を祈るおかあさんの姿から母子の愛を、そして戦争がもたらす悲しみを描き、発表から45年余りの間幾度も小学校の国語教科書に採用されてきた、児童文学者・大川悦生さんの『おかあさんの木』が原作。戦後70年記念作品として製作され、監督は、『がんばっていきまっしょい』『解夏』など丁寧な心理描写に定評のある磯村一路さんが務める。

長野県の田舎村を舞台に、主人公・ミツはかねてから想いを寄せていた田村謙二郎とめでたく祝言を挙げる。2人の間には7人の子供が産まれ、6人目の誠は子宝に恵まれなかった姉夫婦に里子に出したものの、家族7人で慎ましやかながらも幸せな家族を築いていた。それは当時の日本中のどこにでもある普通の人びとの暮らしだったが、その生活も長くは続かず、謙二郎が心臓発作で急逝してしまう。突然の死に呆然とするミツだったが、そんな彼女を息子たちが支え、ミツは少しずつ立ち直っていく。そんな中、日本中が直面した戦争という現実。「お国のために」と戦地に出征する息子をただ見送らなければならない悲しみ、帰らぬ息子をひたすらに待ち続けることしかできない苦しみは、「おかえり」「ただいま」と言える当たり前の日々がいかに尊く大切なことかを訴えかけてくるのだった。

西山は、田村家の7人兄弟の末っ子・六郎の青年期を演じる。

会見では、田村家7人兄弟の青年期と幼少期をそれぞれ演じた総勢14名と、全員の『おかあさ~ん!』という呼び込みでおかあさん・田村ミツ役の鈴木京香さんが登場した。
同作の劇中でおしるこを食べるシーンがあることから、鈴木京香さんが息子役を演じた14名に劇中さながらに振る舞い、おしるこを受け取った西山は、『いただきます!』の合図と共に、時には笑顔を見せながら美味しそうに頬張る姿が印象的だった。

この日の会見後には舞台挨拶も行われ、監督・出演者らが映画の見どころをたっぷりとPRし、終了した。

映画「おかあさんの木」は、6/6(土)号泣のロードショー。
ぜひ劇場でご覧ください。
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