MOVIE
内野聖陽 映画「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」完成披露先行上映!
2001年に月刊「少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で連載が開始するや、魅力的なキャラクター、緻密に練られたストーリー、圧倒的で唯一無二な世界観で、超人気漫画となった「鋼の錬金術師」。2021年に連載開始20周年を迎え、新プロジェクトとして、5年ぶりとなる実写映画が発表されたばかり。2017年12月に1本目の実写映画『鋼の錬金術師』が公開され、興行収入約12億円の大ヒットを記録。続編となる今回の実写映画では、二部作で原作の感動の最終話までを描き切る堂々の完結編となっている。
国家中枢には、国民の魂と引き換えに完全な存在になろうと企てる最大の敵――ホムンクルスたちの生みの親“お父様”が潜んでいた――。エドとアルの兄弟と、軍の暗部に立ち向かうマスタングたち、そして賢者の石を求めるシンからの来訪者は、共闘し、この陰謀を阻止できるのか?そして全ての鍵を握るエドとアルの父親の正体とは?彼が語る“約束の日”とは一体何なのか?残された時間はあとわずか――求め続けた身体と引き換えに兄弟が出した最後の答えとは?
内野はエドとアルの父親であるヴァン・ホーエンハイムとホムンクルスたちの生みの親であるお父様の二役を演じる。
上映後に行われた舞台挨拶に登壇した内野は、「お父様、ホーエンハイム、フラスコの中の小人の声、お父様が変化した一つ目の怪獣も演じております。2年前、日々緑一面のスタジオで、ひたすら漫画や監督の絵コンテを見ながら撮影をしていたときが懐かしいです。まさかこんなに凄まじい作品だとは夢にも思いませんでしたので、完成した作品を観て度肝を抜かれました。漫画とはいえ、社会問題、人種の話、戦争と平和の問題など、大人が考えていくテーマを持っていて、僕の中ですごく大事にしたかった作品なので、それが皆さまにどう観ていただけるのか、不安でもあり楽しみでもあります。」とコメント。
現在公開中の『復讐者スカー』を鑑賞したファンの方から、本作に対する想いが紹介されると、「いよいよ最後の巨悪との戦いになるので、今観てくださった方はそうだと思いますが、すっきり終われるといいますか、溜飲が下がるといいますか、親子共々戦って悪の野心に打ち勝つというところがいよいよクライマックスなので、これから観る方はぜひ期待して欲しいです。」と語った。
『最後の錬成』ならではの魅力を聞かれると、「地球を壊滅させようとする悪の野心に対してエド兄弟が立ち上がり、父が加勢し、最終局面の戦いは見ごたえ抜群です。フルCGであることも最大の見どころで、ここまでCGを使った映画も日本映画史上でもなかなかないと思うので、そこも含めて大スペクタクルとアクションの中で繰り広げられる世界観を十分に楽しんでいただきたいと思います。」と話した。
また、「山田さんはどんな俳優ですか?」という質問には、「とてもハガレンの世界観を愛していて、この作品を良くしたいという熱い想いと覚悟と信念が一番おありになっていて、それを口には出さないけれど背中から共演者全員に醸し出していて、立派だなと思って見ていました。中性的な魅力も持っていらっしゃるので、エドは漫画でははっちゃけたキャラクターですが、実写版で山田くんが演じると妙に色気があるといいますか、共演させてもらって素敵だなと思う瞬間がたくさんありました。」と明かした。
今月19日が父の日であることにちなんで、内野演じるホーエンハイム・お父様は山田さん演じるエドの父親であり、寺田さん演じるセリムなどホムンクルスのそれぞれの生みの親ということにちなみ、サプライズプレゼントとメッセージが贈られた。寺田さんからは“内野さんのようにいろいろな役を演じられる俳優さんになれるように頑張りたいと思います。”とメッセージが贈られると「よく出来ました!」と嬉しそうに喜んだ。また、山田さんからは“まるで本当の親子のように接してくださったおかげで、原作通りの親子を演じられたのではないかなと思います。ホーエンハイムは内野さん以外考えられません。素敵なクソ親父でした。芸能界の尊敬する父として慕わせてください。生意気な息子より”と作品の関係性さながらのメッセージが贈られると、「ありがとうございます。こんなに心のこもったメッセージをいただいて、本当に嬉しいです。主役として皆を引っ張る素晴らしいエドを演じていたと思います。」と感激していた。
映画「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー」は、現在大ヒット公開中!
そして「鋼の錬金術師 完結編 最後の練成」は6/24(金)公開!
ぜひ劇場でご覧ください!