松雪泰子出演、COCOON PRODUCTION 2022＋CUBE 25th PRESENTS,2022「世界は笑う」が8/11（木・祝）Bunkamuraシアターコクーンにて開幕した。

同作は、作・演出を手掛けるケラリーノ・サンドロヴィッチ（KERA）が、自身の“昭和”という時代への愛着を込め、“昭和の喜劇人”を題材に描いた作品。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、当初予定されていた初日8/7（日）から、5公演の中止を経て、満を持して迎えた初日となった。

物語の舞台は、戦後の色を残しながらも活気づいていた昭和32年の東京・新宿。その一角に常打小屋を持つ軽演劇の一座「三角座」があった。彦造（瀬戸康史）は三角座で喜劇俳優をしている弟の是也（千葉雄大）を訪ね上京する。劇団には、若手俳優・大和（勝地涼）や、踊り子・撫子（伊藤沙莉）、古株俳優のトーキー（ラサール石井）、興行主の蛇之目（銀粉蝶）、貸本屋で働きながら劇団を手伝う初子（松雪）など……様々な人々が交差し、高度経済成長期前夜の新宿で、哀しくも可笑しい人間群像が描かれる。

COCOON PRODUCTION 2022＋CUBE 25th PRESENTS,2022「世界は笑う」は、8/28（日）までBunkamuraシアターコクーンにて、9/3（土）～9/6（火）京都劇場にて上演。
ぜひ劇場でご覧ください！

Photo：COCOON PRODUCTION 2022+CUBE 25th PRESENTS,2022「世界は笑う」より。（撮影：細野晋司）