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森尾由美 埼玉「道の駅」シンポジウムに出演!
今や知らない人がいないほどに、浸透し、人気を得ている「道の駅」。その原動力となるのは、それぞれの「道の駅」の地域の特色を生かし、工夫を凝らした取り組みであり、それが地方創生への期待につながっている。この日は、埼玉県内の「道の駅」の今を知り、そしてさらなる発展をめざし、これからの「道の駅」を考えるシンポジウムが行われた。
“賢い「道の駅」の活用術と一度は行きたいオススメ「道の駅」”をテーマにゼンリン『道の駅旅案内全国地図』編集長・守屋之克さんとトークコーナーに登場した森尾。休憩機能、情報発信機能、地域連携機能の3つの柱を基本とする施設「道の駅」での体験を聞かれ、「「道の駅」はよく利用していますが、先ほど全国に1,100ヵ所以上あると伺って、そんなにたくさんは行けてないんだと(笑)。以前、「道の駅」を特集した旅番組に出演させていただいたことがあって、近所の方から“新しい「道の駅」があるから行っておいで”と言っていただいて、番組とは関係なく訪れたことがありました。山梨県富士川町にある「道の駅」で、そこには芸術家のクマさん(篠原勝之さん)の富士川龍門というオブジェがあって、若い子たちの口コミでパワースポットと言われているそうなんです。もちろんその土地の野菜が売っていたりもするので、幅広い年齢層の方がいらっしゃいました。行く予定ではなかったので、偶然知れて寄ることができて良かったです。」と当時の写真も交えながら話した。
さらに、「「道の駅」では特産物を買うのが楽しみなのと、ロケの移動中に休憩がてら寄っていただいたりといった感じで利用しています。お土産を買いすぎて荷物が重くなってしまうこともありますが(笑)、それほどお安くて新鮮なものがそろっているところが多いなという印象です。」と笑顔を見せた。
また、「道の駅」の中でも人気が高い厚岸グルメパーク(北海道厚岸町)に訪れたときのことを振り返り、「牡蠣がお安く買えて、その場でバーベキューをしながら食べることができるんです。自分で牡蠣を選んで炭火で焼く。その他の魚介もありましたし、野菜もあって本当に美味しかったです。」と話すとともに、「もうひとつ、摩周湖の「道の駅」。番組の収録で行ったので滞在時間は短かったのですが、そこには足湯があって。ずっと車移動をしていて、足がむくんできたなと思ったタイミングでの足湯だったので、ほぐすことができましたし、温まってリフレッシュできました。」と語った。
最近では蕎麦打ちやパン作り、さらには塩作りといったその土地に根付いた体験ができたり、「道の駅」から情報発信し、町全体を体験してもらう取り組みが行われているようで、「秋田県のかづのという「道の駅」できりたんぽ作りをしました。どこも人が多いですが、かづのもたくさんの観光バス止まっていて賑わっていました。体験することは子供たちにも経験になりますし、素敵なことだなと思います。」と話した。
MCよりおススメしたい「道の駅」は?という質問があがり、「移動中にトイレ休憩で寄っていただいた「道の駅」なのですが、北海道木古内町にある、みそぎの郷きこないというところの塩ソフトクリームです。寒い時期に行ったのですがそれでも美味しくて。すっきりとした甘さで本当に美味しかったです。」と声を弾ませた。
そして最後に、「「道の駅」は目的地までの休憩だけではなく、行く先までの途中も楽しめて、地元を感じられるお得感いっぱいの場所だなと思っていてとても好きです。目的地に到着するまでに遅れてしまうこともあるのですが(笑)、家族で遠出するときは、「道の駅」を通るようなルートを考えながら行くことも多いです。これからは楽しむ目的としてだけではなく、スーパー感覚で利用したい。少し遠くても車で楽しみながら行って、その土地の新鮮なものを手に入れられたらいいなと思っています。」と話し、トークイベントを締めくくった。