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滝澤エリカ 映画「ジオラマボーイ・パノラマガール」トークショー！
原作は、1980～90年代に若者たちのリアルな恋や友情を描くマンガを数多く生み出し、今も尚、熱狂的なファンを持つ漫画家・岡崎京子が1989年に刊行した「ジオラマボーイ・パノラマガール」。
脚本・監督を務めたのは、映画「PARKS
パークス」(2017)、ドラマ「東京アリス」(2017)、「セトウツミ」（2017）、「声ガール！」（2018）などを手がける瀬田なつき。瀬田は物語の舞台を現代に置き換え、スクラップ＆ビルドを繰り返す街で、未来への不安を抱えつつも「今」を生きる若者たちを、ファンタジックでポップな世界観で映画化した。
東京に住む平坦で平凡な高校生・渋谷ハルコ、16歳。ある夜、橋の上で倒れていた神奈川ケンイチにひとめぼれする。“世紀の恋”だとはしゃぐハルコに対して、真面目でおとなしげなケンイチは、受験目前、衝動的に学校を辞めてしまいそれどころではない。さらに、勢いでナンパした危険な香りのする女の子・マユミに夢中になっていく。二人の平行線の恋はどこへ行くのか。友だちや家族や自分、悩みもがく少年少女の刹那的な視線を切り取った、恋と成長の物語。
滝澤は、主人公・渋谷ハルコの同級生のカエデを演じている。
上映後に行われた舞台挨拶にて滝澤は、「皆さん、こんにちは。今日はお越しいただきありがとうございます。楽しんでいきましょう。」と挨拶。
同作で映画初出演となるが、緊張はしたか？と問われ、「最初は緊張していましたが、現場に入って一週間くらい経ったあたりから少しずつ緊張がほぐれていきました。」と振り返った。
完成した映画を観たときに印象的だったシーンは？という質問には、「一番印象に残っているのは秘密基地のシーンです。初映画で、初キスシーンで、しかも女の子とのキスシーンだったので印象的でした。リハーサルを何度かして、（キスシーンで）座る位置とかも確認したり、いろいろ探り探りやっていたのですが、（ハルコ役の）山田杏奈さんがとても気を遣ってくださって、やりやすいようにしてくださったので、改めて山田さんを尊敬しました。」と語った。
また、友人や家族から映画を観た感想をもらったか？と聞かれ、「家族から“お～！ちゃんと映ってるね”と言われました。（映画に出演しているという）実感がなかったのですが、家族と観に行ったときに、本当にカエデとして存在しているんだなと感じました。母が何回か観に行ってくれて、お気に入りの作品だと言ってくれたので良かったです。」と笑顔を見せた。
映画「ジオラマボーイ・パノラマガール」は、新宿ピカデリーほか全国公開中。
ぜひ劇場でお楽しみください！
（敬称略）
