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坂井真紀 映画「ロストケア」公開前夜祭舞台挨拶!
日本では、65歳以上の高齢者が人口の3 割近くを占め、介護を巡る事件は後を絶たない。この問題に鋭く切り込んだ葉真中顕の第16回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作を、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』、『そして、バトンは渡された』の前田哲監督が映画化。
介護士でありながら、42人を殺めた殺人犯・斯波宗典に松山ケンイチさん。その彼を裁こうとする検事・大友秀美に長澤まさみさん。社会に絶望し、自らの信念に従って犯行を重ねる斯波と、法の名のもとに斯波を追い詰める大友の、互いの正義をかけた緊迫のバトルが繰り広げられる。現代社会に、家族のあり方と人の尊厳の意味を問いかける、衝撃の感動作だ。
この日は、監督・キャストが拍手喝采のなか登壇し、赤と白のリボンのキャノン砲の演出もあり盛大に舞台挨拶がスタート。
羽村洋子を演じた坂井は、「私は認知症の母を抱える女性の役。台本を読んで多くの方に届けたいなと思った作品です」と語った。
また、撮影中の思い出を聞かれ、「ケンイチ君とまさみちゃんと現場でご一緒するのが20年ぶりぐらいで、役への取り組み方が変わらなくて」と話すと、長澤さんは、“多分20年は経ってないんですけど(笑)久々に共演させていただくとワクワクするんですよね。真紀さんは現場にいると最近の頑張りもいつも褒めてくださって力をくれる先輩で”と長年の信頼関係を明かした。
最後に、作品に参加した感想を問われると、「ショッキングなストーリーだけど決して他人事ではない」とコメントした。
映画「ロストケア」は、3/24(金)全国ロードショー。
ぜひ劇場でご覧ください。
©2023「ロストケア」製作委員会