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泉里香 「連続ドラマW 松本清張 眼の壁」完成報告会!
同作は、ベストセラー作家・松本清張が『点と線』に次いで発表、社会派推理小説の起点になった記念碑的な作品でもある『眼の壁』(新潮文庫刊)を、没後30年記念でWOWOWが待望の連続ドラマ化。1958年に大庭秀雄監督によって映画化され、当時大きな反響を呼んだ原作の舞台を1990年代に移し映像化。手形詐欺に遭った上司の汚名をそそぐため、部下の主人公が新聞記者の友人の協力を得て巨悪に立ち向かう姿を鬼気迫る展開で描き出す。
1990年、資金繰りに苦しむウキシマ電業製作所の経理課長・萩崎竜雄(小泉孝太郎)は、部長の関野(甲本雅裕)とともに融資交渉に奔走していた。しかし資金のめどが立った直後、関野が2億円の手形詐欺に遭ってしまい、手形を奪われた関野も姿を消してしまう。経営陣は体面を繕うため、事件を隠蔽することを決めるが、萩崎は父の恩人でもある関野のために新聞記者の友人・村木(上地雄輔)の力を借りて真相追求に乗り出す。しかし、調べれば調べるほど、事件の闇は深まっていく。背後にうごめく、権力者や組織の影。そして萩崎は、事件の鍵を握るとみられる謎めいた美女・上崎絵津子(泉里香)にたどり着く。
完成報告会に出席した泉は「上崎絵津子役を演じました、泉里香です。今日はよろしくお願い致します。」と挨拶。
上崎絵津子を演じた感想について、「ミステリアスで謎に包まれている女性だったので、そういうところを感じながら演じさせていただきました。山杉社長(陣内智則)と堀口さん(薮宏太)に囲まれた絵津子はすごく強い女性で賢く、そして上手く人生を生き抜いてきた強さがある、そういう部分を楽しみながら、絵津子らしさが出るように参加させていただきました。」と語った。
同作では、絵津子の役柄であるホステスの所作やダンスシーンにも臨んでいるが、その難しかった点について、「ホステスの所作やダンスのレッスンを実際に受けさせていただいて、学ばせていただくことが多かったです。細やかな動きや女性として美しく見せる魅せ方は勉強になりました。ダンスは、一見簡単そうで、初心者の私でも出来るかなと思ったのですが、1本の軸をもって身体を音楽に委ねて踊るのはコツを掴むまで苦労しました。」とコメント。小泉さんから“踊りのシーンは絵津子がリードしなければならなかったから大変だったと思う”、監督からも“もっと色っぽく“と指示があったという裏話も明かされ、「ダンスも小泉さんと至近距離だったので終始ドキドキしていました。」と撮影当時を振り返った。
最後に視聴者の皆さんに向けて、「ドキドキハラハラする展開に、夢中になっていただける作品だと思います。そして絵津子と萩崎の関係性の行方にも注目していただきたいです。ぜひご覧ください。」とメッセージを送った。
「連続ドラマW 松本清 張眼の壁」は、6/19(日)より毎週日曜22:00~放送・配信!(WOWOWプライム、WOWOW 4K、WOWOWオンデマンドにて)
ぜひご覧ください!
(敬称略)