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山田孝之 映画「ゾッキ」公開記念舞台挨拶!

山田孝之が監督を務める映画「ゾッキ」公開記念舞台挨拶が、4/3(土)TOHOシネマズ日比谷で行われ、山田が登壇した。

同作は、“孤高の天才”と称される大橋裕之さんの同名漫画を実写映画化。
そんな大橋さんの傑作漫画「ゾッキ」に竹中直人さんが惚れ込み、「絶対、実写映画化したい!」と強く熱望したことから今回の映画化が実現。映画監督として山田と齊藤工さんにオファーし、共同映画制作がスタートした。
大橋さんの生まれ故郷・愛知県蒲郡市でロケを敢行し、多彩なキャスト・音楽などそれぞれのこだわりや人脈を集結させて制作。初期短編集「ゾッキA」「ゾッキB」は、およそ30編の傑作短編作品が収録されており、本作はその中から多数エピソードを織り交ぜて構成し、脚本を舞台演出家・劇作家の倉持裕さんが書き上げた、ありふれた日常に巻き起こる、不思議な笑いに包まれた、なんだかわからないけど、きっとあなたの明日を楽しくする、唯一無二のヒューマンコメディーだ。

上映前に行われた舞台挨拶に登壇した山田は、同作に出演しているコウテイの九条ジョーさんになりきって「伴くんを演じましたコウテイの九条ジョーです。ズィーヤ!今回、齊藤監督の演出のもと、初めてお芝居に挑戦させていただきました。まだまだ粗いところもあるんですけど、楽しんでいただければと思います。よろしくお願いします。」と口早に挨拶。松田龍平さんから「今の(ズィーヤ!)は何?」とツッコミが入り、齊藤さんが九条さんのギャグについて説明をする羽目に。監督・キャスト陣の和やかな雰囲気に会場からは笑いが起こっていた。

MCからオファーを受けた際の心境を聞かれた松田さんから、山田の熱烈なオファーが連日続き「それに応えられるかドキドキした」という話が挙がると、連日連絡を入れた理由について「原作を読んでみて、この役はこの人が良いと(キャスティングを)やっていく中で、それぞれやっぱりスケジュールの都合とかあるので、『この方が無理だった場合はどなたにしますか?』というやり取りがあるのですが、僕は『龍平君を絶対に落とすから、一本釣りでいくので他の人の代案は無いです』って言い続けたんです。すごく皆さん不安がっていましたが、それで釣るしかなかったんです。だから、熱いアプローチをずっとかけていました。(松田さんの出演が叶って)本当に嬉しかったです。」と言及。

また、「(漁師のヤスさんを演じてくださった)國村隼さんについても(キャスティング会議で)出ていただけるか分かりませんと言われたんですけど、『大丈夫です!』と言いました。それは、自分の中で初長編監督というのもありますし、協力していただけるんじゃないかと。あと『全裸監督』と『ステップ』でご一緒した時に『君との仕事は面白いわ』と言っていただけたので、いけると思ったんです。(出演していただけて)本当に感謝です。」と明かした。

“秘密”がキーワードにもなっている同作にちなんで、松田さんの秘密を聞かれると、「実は自転車に乗るのが上手いところです。日本の俳優の中でも3本・・・5本の指に入る自転車のテクニックがあるなと思いました。僕も結構上手いんですけど、10本指ぐらいです。」とコメント。MCから運転テクニックについて掘り下げられると、「本当にごめんなさい!もういいです!」とトークを広げられないことを謝罪し、笑いを誘った。

最後は、「些細な出来事なのですが、色々な登場人物に色々な事が起こるので、整理するのに時間が掛かるかもしれませんが、何度も観れる映画だと思います。(何度かゾッキを観るにあたって)視点を変えるために、他の映画を観て、またゾッキを観てもらったりするとより楽しめると思います。あと、僕らが惚れ込んだ原作もぜひ読んでもらいたいです。めちゃくちゃ面白いので、ぜひそちらもお願いします。」とメッセージを送り、締めくくった。

映画「ゾッキ」は、全国公開中!
ぜひご覧ください!
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