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仲野太賀 映画「あの頃。」完成報告会!

仲野太賀出演映画「あの頃。」の完成報告会が、1/18(月)神楽座で行われた。

原作は、神聖かまってちゃんの元マネージャー・劔樹人によるハロー!プロジェクトへの熱い愛と、大切な仲間たちとの出会いと別れを描いた自伝的青春コミックエッセイ「あの頃。男子かしまし物語」(イースト・プレス刊)。
振り返ってみれば「どうかしていた」としか思えないほどバカバカしくて笑えるのに、ちょっぴり切ない、誰もが経験した「あの頃」の記憶を描き上げる。

仲野は、「恋愛研究会。」というバンドを結成し、 トークイベントやの啓蒙活動という名目でモーニング娘。の曲を熱唱するなど強烈なキャラクターの1人・コズミンを演じる。

この日の模様は生配信もされており、ステージに登壇した仲野は、「今日はお集まりいただきまして、ありがとうございます。生配信の完成披露は初めてかもしれません。新鮮な気持ちで頑張ります。よろしくお願いします。」と挨拶。

現場の雰囲気を問われると、「和やかとはこの事だなと思うぐらいに、みんな和気あいあいとしていて、短い撮影期間でしたが、本当に居心地の良い時間でした。」とコメント。

同作で監督を務めた今泉力哉さんの演出で、耳打ちで台詞が足されることがあったという話題が挙がると、「(誰かが耳打ちをされていると)爆弾が投下されている感じがして(笑)、どんな爆弾がくるか分からないし、言われた側はやるしかないので、思いっきりやるんですけど、実は相手にも(耳打ちで)ボソボソっと言っていて返しが用意してあったりして、(返された側が苦悶の表情を浮かべながら)“ゔっ!!”ってなったところで、満足そうな今泉監督のカットがかかるということはありましたね。」と笑いながら振り返った。

イベント中には、同作の内容にちなんで今現在の“推し”をフリップで発表する一幕も。
「車」と書いた仲野は、「僕が普段乗っている車が旧車なんですけど、古い車がすごく好きで、ネットで古い車のサイトを見ているのが楽しくて。最近はスポーツカーも見ていて楽しくなっちゃって、Youtubeにスポーツカーを比較する動画とかもあって、そういうのを見ている時間が長いということに最近気付いて、車が好きなんだなと思いました。今回の質問で気付かされました。」と明かした。

最後に、「この映画は、あの頃を楽しむただのノスタルジーに浸る映画ではなくて、それを経て今を大事にする、大切にする映画になっています。観てくださった方々に今という時間を大切に思ってもらえるように届けばいいなと思っています。」とメッセージを送った。

映画「あの頃。」は、2/19(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー!
ぜひご覧ください。


【STORY】
バイトに明け暮れ、好きで始めたはずのバンド活動もままならず、楽しいことなどなにひとつなく、うだつの上がらない日々を送っていた劔(つるぎ)。そんな様子を心配した友人・佐伯から「これ見て元気出しや」とDVDを渡される。何気なく再生すると、そこに映し出されたのは「♡桃色片想い♡」を歌って踊るアイドル・松浦亜弥の姿だった。思わず画面に釘付けになり、テレビのボリュームを上げる劔。弾けるような笑顔、くるくると変わる表情や可愛らしいダンス…圧倒的なアイドルとしての輝きに、自然と涙が溢れてくる。
すぐさま家を飛び出し向かったCDショップで、ハロー!プロジェクトに彩られたコーナーを劔が物色していると、店員のナカウチが声を掛けてきた。ナカウチに手渡されたイベント告知のチラシが、劔の人生を大きく変えていく――。

ライブホール「白鯨」で行われているイベントに参加した劔。そこでハロプロの魅力やそれぞれの推しメンを語っていたのは、プライドが高くてひねくれ者のコズミン、石川梨華推しでリーダー格のロビ、痛車や自分でヲタグッズを制作する西野、ハロプロ全般を推しているイトウ、そして、CDショップ店員で劔に声を掛けてくれたナカウチら個性豊かな「ハロプロあべの支部」の面々たち。劔がイベントチラシのお礼をナカウチに伝えていると、「お兄さん、あやや推しちゃう?」とロビが声を掛けてくる。その場の流れでイベントの打ち上げに参加することになった劔は、ハロプロを愛してやまない彼らとの親睦を深め、仲間に加わることに――。
夜な夜なイトウの部屋に集まっては、ライブDVDを鑑賞したり、自分たちの推しについて語り合ったり、ハロプロの啓蒙活動という名目で大学の学園祭に参加するなど、ハロプロに全てを捧げていく。西野の知り合いで、藤本美貴推しのアールも加わり、劔たちはノリで“恋愛研究会。”というバンドを組む。「白鯨」でのトークイベントで、全員お揃いのキャップとT シャツ姿でモーニング娘。の「恋ING」を大熱唱。彼らは遅れてきた青春の日々を謳歌していた。
ハロプロ愛に溢れたメンバーとのくだらなくも愛おしい時間がずっと続くと思っていたが、それぞれの人生の中で少しずつハロプロとおなじくらい大切なものを見つけていく。そして、別々の人生を歩みはじめ、次第に離ればなれに――。
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