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青木崇高 映画「おらおらでひとりいぐも」初日舞台挨拶!

青木崇高出演映画「おらおらでひとりいぐも」が11/6(金)公開初日を迎え、TOHOシネマズ日本橋で行われた舞台挨拶に青木が登壇した。

同作は、芥川賞&文藝賞をW受賞した若竹千佐子さんによる同名ベストセラー小説の映画化。
映画『南極料理人』『キツツキと雨』『横道世之介』『滝を見にいく』『モヒカン故郷に帰る』『モリのいる場所』などを手掛け、数々の国内外の映画賞を受賞し、ユーモア溢れる演出で沢山の愛おしいおじさん、おばさん、おじいさん、おばあさんを描いてきた沖田修一監督がメガホンをとる。

主人公は、75歳でひとり暮らしをしている“桃子さん”。1964年、生まれ故郷を飛び出し、身ひとつで上京してから55年。同じ方言を話す周造と出会い、結婚し主婦となり2人の子供を育て、やっと夫婦水入らずの平穏な日々が送れると思っていた。そんな矢先、突然夫に先立たれ、桃子さんはひとり孤独な日々を送ることに……。
しかし、ひとり家でお茶をすすり、図書館で借りた本を読み、46億年の歴史に関するノートを作るうちに、万事に問いを立ててその意味を探求するようになる。すると、桃子さんの“心の声=寂しさたち”が、ジャズセッションに乗せて故郷の言葉で内から外に湧き上がってきた!
桃子さんの生活は、現在と過去を行き来し、いつのまにか“寂しさたち”との賑やかな毎日に変わっていく―。

古代生物に夢中な主人公・桃子さんを演じるのは田中裕子さん。そして桃子さんの「娘の時代」「妻の時代」を蒼井優さんが務め、青木は、濱田岳(寂しさ1役)、宮藤官九郎さん(寂しさ3役)と共に、心の内から外に沸き上がってきた桃子さんの“心の声”(寂しさ2役)を演じている。

上映前に行われた舞台挨拶にて青木は、「今日は足を運んでくだってありがとうございます。寂しさ役と言われてもちょっとピンとこないと思うんです。上映前なので説明はできないのですが、もう1人寂しさ3という方がいらっしゃるので、そこも含めて楽しんでいただけたらと思います。よろしくお願いします。」と挨拶。

濱田が青木と宮藤さんについて、“心強いお兄ちゃんが2人いるので、かなり自由にやらせてもらいました”と話すと、「先陣をきってくれる弟がとにかく引っ掻きまわしてくれました。」と振り返ると共に、「僕たちは桃子さんと全く同じ衣装を着ているんですけど、僕の場合はすごいデカくて、衣装さんが手編みで作ってくださったのですが、本当に申し訳ない気分でした(笑)。」と裏話を語った。

また、「先日、東京国際映画祭でも舞台挨拶をさせていただいたのですが、国際映画祭なので通訳の方がいらして。通訳の方が役柄を紹介するときに、“寂しさたち”のことを“ロンリネス”と紹介していまして、僕は“ロンリネス2”だったらしく、(ネーミングが)めちゃくちゃかっこよく仕上がっていました(笑)。」と第33回東京国際映画祭で行われた舞台挨拶の様子を振り返った。

現場での“寂しさたち”の役作りについては、「現場ではとにかく桃子さんの周りをちょこまかちょこまかと楽しくいさせていただいたので、楽しい思い出がいっぱいです。本当に3人とも特徴があるので、それぞれが動いてみたら、それぞれの立ち位置が確認できたという感じでした。その探っていく感じもすごく楽しめました。」と振り返った。

映画「おらおらでひとりいぐも」は、全国公開中!
ぜひ劇場でお楽しみください。
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