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松雪泰子 映画「甘いお酒でうがい」公開記念リモート舞台挨拶!

松雪泰子主演映画「甘いお酒でうがい」が9/25(金)公開初日を迎え、翌26日(土)よしもと有楽町シアターで行われた舞台挨拶に清水尋也さん、大九明子監督、シソンヌじろうさんと共に松雪が登壇した。

原作は、2014年に第7回キングオブコントで王者に輝いたお笑い芸人・シソンヌじろうさんが、ネタの中で長年演じてきた代表的キャラクターである“川嶋佳子”がもし日記を書いたら・・・と執筆された同名小説「甘いお酒でうがい」。
じろうさんが同作の脚本も手掛けており、「自分の中の女性が勝手に書いている」と公言するほど、日記の中のエピソードは女性が共感するものばかりで、その中から、同作のメガホンをとる大九明子監督とじろうさんが選りすぐったエピソードが映像化される。

ベテラン派遣社員として働く40代独身OLの川嶋佳子(松雪)は、毎日日記をつけていた。撤去された自転車との再会を喜んだり、変化を追い求めて逆方向の電車に乗ったり、踏切の向こう側に思いを馳せたり、亡き母の面影を追い求めたり・・・。そんな佳子の一番の幸せは会社の同僚である若林ちゃん(黒木華さん)と過ごす時間。そんな佳子に、ある変化が訪れる。それは、ふた回り年下の岡本くん(清水尋也さん)との恋の始まりだった・・・

公開を迎え、「この日を迎えられて本当に嬉しく思っております。作品立ち上げから今日まで1年半の時が経っておりまして、その間、早く皆さんに届けたい思いで今日という日をずっと待っていました。じろうさんの脚本は言葉がとても美しく、それを見事に立ち上げられた大九監督の世界の中で佳子という女性を演じさせていただいているのですが、とても温かい気持ちになる素敵な作品に仕上がっています。多くの方に観ていただけたらと思います。」と心境を語った松雪。

大九監督について、「ずっとラブコールしていました。Twitterでも“監督に会いたい!”って。今日は大九監督、清水君、そしてじろうさんにお会いできて本当に嬉しいです。」と笑顔で話すと共に、「人との繋がりを描いた作品ですし、今のこのタイミングで観ていただくと心が少し軽やかになる作品ですから、多くの人に届くといいなと思いながらここに来ました。」と話した。

また、清水さんとの共演を振り返り、「勝手にすごくリラックスしてやらせていただきました。清水君の今回の役はいつもやっていらっしゃる役と全然違って、そういう意味では新鮮な役柄だし、それを一番に現場で独り占めしていました。」と笑顔を見せた。

この日は、松雪から清水さん、大九監督、シソンヌじろうさんに感謝の気持ちを込め、甘いお酒、グラッパを贈る一幕も。劇中でも使用され、松雪演じる佳子がグラッパでうがいをするシーンがあり、「清めるようなイメージでしたので、喉で遊ぶ感じでした。」と当時を振り返った。

そして最後に、「この大変な状況の中、自分と向き合わなくてはいけない時間が増えた方が多くいらっしゃると思います。でも内省する時間って次の道を見出す時間でもあると思います。佳子さんは映画の中で人とのコミュニケーションを多くするというよりは、心の中で起きていることやその世界、モノの見方やモノへの愛着を大切にしている女性。この作品は、そんな彼女の心の中や声が全て映画の中で受け取れていく、今までにない形の作品だと思います。いろいろな方がそうだと思うのですが、心の中で起きた言葉とか感覚って人には分からない独自の世界があって、そこにはいろいろな世界が広がっている。それはとても素敵なことだと思います。佳子さんの生き方を観て、改めて内省する時間になってもらえたらと感じます。そんな穏やかな時間が流れていく作品です。佳子さんは後ろ向きな人物ではあるのですが、最終的には光をつかみ取る力がある人だと演じていて感じました。ご覧になってくださった皆さんにも映画の最後に温かい光が灯るのではないかと思いますので、ぜひ劇場でこの世界を体験していただければと思います。」とメッセージを送った。

映画「甘いお酒でうがい」は現在公開中。
ぜひ劇場でご覧ください!
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