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阿部進之介 「MIRRORLIAR FILMS」プロジェクト発表記者会見!
役者を目指す全ての人に「学び」と「チャンス」を提供するため、山田孝之、阿部進之介、伊藤主税らが発起人となり、2017 年にスタートしたサービス「MIRRORLIAR」。
今回、新たな企画として、若手とベテラン、メジャーとインディーズが融合し映画を作り上げるプロジェクト「MIRRORLIAR FILMS」を立ち上げ、年齢・職業問わず一流監督から一般クリエイターまで、36人の映画監督による短編オムニバス映画を4シーズンに分けて製作し、1stシーズンを2021年夏に全国劇場公開する。シーズン2、3、4 と 3 ヶ月ごとに公開していき、4シーズン公開後には映画祭を開催。グランプリ作品に500万円の賞金を贈呈する。
全36本の作品の中には、著名な俳優・映画監督24名によるオリジナル作品も含まれ、その中の12名を会見で発表。監督として参加するのは、山田と阿部のほか、安藤政信、井樫彩、紀里谷和明、志尊淳、柴咲コウ、野崎浩貴、福永壮志、藤井道人、水川あさみ、山下敦弘という錚々たるメンバー。
会見に登壇した阿部は、「主に俳優をやっておりますが、山田と一緒にMIRRORLIARを立ち上げまして、MIRRORLIAR FILMSでは山田と同じくプロデューサーという立ち位置で参加しております。本日はよろしくお願いします。」と挨拶。
自身の監督としての意気込みを問われると、「まだこの世の中に存在しない映画が自分の手で生み出されるということに、とてもわくわくしています。もちろん俳優としてそこにいたことはあるのですが、監督という立場でそれができるということで、違った視点と役割で作品を作れるということで、本当に楽しみです。これから今回の発表を機に興味を持っていただいて、“じゃあ私も撮ろう”と思ってくださる方々も“ちょっと分からないな、どうやったらいいんだろう”と思うかもしれませんが、僕も一緒です。映画の制作現場にはいましたが、(俳優と監督の)役割は全然違って、むしろ監督と全く違った目線でそこに立たなくてはいけないので、多少有利な部分もありますが、表現するという意味では同じ場所に立っていると思っています。新たな才能が出てきてくれることが楽しみですし、出てきてくれる人たちは今後僕たちの仲間だと思っていますし、どんどん映画というものを一緒に盛り上げていけたらと思っています。」と語った。
“他の俳優で初監督をする方々について意識しているか”という質問には、「全然していなかったですが、今しました(笑)。監督じゃないからこそ撮れるものってあると思うんです。監督の作法とか今まで培われたものが枠を作ってしまうこともあると思うので、俳優として作品を作ることができたらいいなと僕は思っていて、(今回の企画に監督として)俳優もたくさん参加していますので、個性豊かなラインナップになればいいなと思っています。」とコメント。
また、“なぜ映画にこだわったのか”という質問を受け、「好きだからです。個人的には自分の幼い頃の記憶で、映画に多く触れていたというのがあります。映画の中に自由を感じるというか、現実世界ではないようなものなのですが、ここではないどこかに存在するようなパラレルワールドのような世界が存在している。子供の頃からその世界に入っている気分になったり、思い入れのある役になった気持ちで映画館を出る感覚になることも好きでした。子供ながらに映画との境目をなくして楽しんでいたのですが、そういった思いや、映画をもっと多くの方に楽しんでいただきたいという気持ち、そして活性化という思いもあります。また、仲間も増えて欲しい。そこで刺激を受けたいですし、映画で楽しんでいきたいです。」と語った。
最後に、「僕も初めて映画を撮ります。映画を撮ってみようと思った瞬間からあなたも映画監督だと思っています。そういう仲間が増えることをとても楽しみにしています。ちょっと携帯で撮ってみたよという若い世代の方にも負けていられないと思っていますし、そこで刺激しあえたらいいなと思っています。応募待っています。よろしくお願いします。」とメッセージを送った。
「MIRRORLIAR FILMS」1stシーズンは、2021年夏全国公開予定(全4シーズン)。
12枠が一般公募となっており、応募締め切りは2021/2/28(日)まで。
ぜひチェックしてください。
【公式サイト】
https://mirrorliar.com/
(敬称略)