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松雪泰子 映画「甘いお酒でうがい」大ヒット祈願イベント!

松雪泰子主演映画「甘いお酒でうがい」の大ヒット祈願イベントが3/24(火)スペースFS汐留で行われ、松雪が出演した。

原作は、お笑い芸人・シソンヌじろうさんが、ネタの中で長年演じてきた代表的キャラクターである“川嶋佳子”がもし日記を書いたら・・・と執筆された同名小説「甘いお酒でうがい」。

じろうさんが同作の脚本も手掛けており、「自分の中の女性が勝手に書いている」と公言するほど、日記の中のエピソードは女性が共感するものばかりで、その中から、同作のメガホンをとる大九明子監督とじろうさんが選りすぐったエピソードが映像化される。

ベテラン派遣社員として働く40代独身OLの川嶋佳子(松雪)は、毎日日記をつけていた。
撤去された自転車との再会を喜んだり、変化を追い求めて逆方向の電車に乗ったり、踏切の向こう側に思いを馳せたり、亡き母の面影を追い求めたり・・・佳子の一番の幸せは会社の同僚である若林(黒木華さん)ちゃんと過ごす時間。
そんな佳子に、ある変化が訪れる。それは、ふた回り年下の岡本くん(清水尋也さん)との恋の始まりだった・・・。
松雪は、日常の中に散りばめられている小さな喜びにそっと寄り添って生きる主人公・川嶋佳子を演じる。

イベントにて松雪は、「この作品のお話をいただいたのがちょうどお休みに入っている時でした。お休みの時は本を読んだり、映画を観たり、演劇に足を運んだりしてインプットするのですが、そんな時にオファーをいただいた作品。作品に対してじっくりと向かいたいと思ってた時でして、監督からオファーをいただいて“ぜひ”と思いました。キャストの皆さんと共に丁寧に作り上げた作品です。今日はそのお話をさせていただければと思いますので、どうぞよろしくお願いします。」と挨拶。

オファーを受けた時のことについて、「まさか自分にお話をいただけるとは思っていなくて、率直に嬉しかったです。読ませていただいた時に、じろうさんの言葉がとても美しくて、なんて詩的でユーモアがあって可愛らしいんだと思いました。いい行間があることによってイマジネーションが広がるというか、読んでいくだけで一本映画を観終わったような感覚になる素敵な本でした。」と振り返った。

自身が演じた佳子は、じろうさんが元々コントでも演じていた役だが、「脚本と原作を読んだ後にコントを観させていただいたのですが、全然違ったのでビックリしました(笑)。生で観たいと思ってライブに行きたいとお伝えしたら、“今回の作品とは違う世界なので”と言われまして。まっさらな気持ちで演じました。」と話した。

佳子と似ている部分は?と聞かれ、「モノローグで(佳子の)心の中がずっと表現されていくので彼女の内面で起きていることは観ていただく方には伝わっていくかと思うのですが、普段、人って何か行動したり、人と相対したり、景色を見たりする度に心の中でいろいろなことが起きているじゃないですか。佳子さんとは少し違いますが、自分もわりといろいろなイマジネーションが広がっていくタイプなので、そういう意味では共感できました。あとは物を大切にして愛着があるところが似ているとな思いました。自分もお掃除する時に物に“ありがとう”と言いながら掃除したりします。また面白い発想だと思ったのは、新しいハイヒールがこれから外の世界でいろいろなことを体験していくから、先に大変なことを経験させるためにあえて雨の日に履いていくところ。とても彼女らしい感性だと思いました。」と回答した。

また、黒木さんと若林ちゃんの共通点は?という質問には、「華ちゃんは良い意味でとても強くて美しい人。演劇で2作品共演しているので華ちゃんのいろいろな素敵な瞬間を見ているのですが、華ちゃんが持っている一番ピュアな部分が若林ちゃんにピッタリ。癒しでしかないです。」と話すと共に、清水さんと岡本くんの共通点を、「俳優さんとしていろいろな側面を持っていらっしゃるので、そういう意味で今回の作品ではとても新鮮に感じながら一緒にお芝居をしていました。岡本くんという役をナチュラルに演じて現場でも明るく過ごしてくださっていて、控え室に居る時と演じる時の境界線もなく、共通点というか現場では一体化している感じがしました。」と話した。

この日はタイトルにかけ、最近ハマっている甘い物は?という質問も。清水さんが“いちごパフェ。いろいろな層が楽しめて特別感がある”と話すと松雪は、「私もいちごパフェを食べました。春だ、いちごだなって。あとは干し芋です。」と笑顔で答えた。

映画「甘いお酒でうがい」は、4/10(金)公開。
ぜひご期待ください!
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