MOVIE
中川大志 映画「ソニック・ザ・ムービー」公開アフレコイベント!
「ソニック」シリーズは、1991年に株式会社セガ・エンタープライゼス(現・株式会社セガゲームス)から発売された『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』以来、様々なゲーム機向けに展開された大ヒットシリーズ。目にも止まらぬスピードでゲームステージを駆け抜ける革新的なゲーム性と、音速で走る青いハリネズミ「ソニック」のクールなキャラクターが日本を始め、世界のゲームファンの心をつかみ、愛され続けている。
そしてこの度、全世界でシリーズ累計約9.2億本(DLを含む)を記録した日本発の大人気キャラクターがハリウッドで完全実写映画化。故郷を離れ遠い地球にやってきたソニックが、ひょんなことから出会った保安官トムと相棒となり、ソニックのスーパーパワーを狙うドクター・ロボトニックの野望を阻止するために大冒険を繰り広げると共に、仲間がほしいと願っていたソニックの知られざる誕生の秘密が明かされる。
中川はソニックの吹替で、声優初主演を務める。中川は、「ソニックは僕が幼い頃からゲームで慣れ親しんだ大好きなキャラクターでした。まさか僕にこのようなお話をいただけるとは思ってもいなかったので、とにかく最初は驚きました。ソニックを作り上げたチームの皆さんにいろいろなお言葉をいただきまして、この映画でしか見られないソニックを作り上げられたらいいなという思いで一生懸命やらせていただきました。」とコメント。
同作に登場するソニックについて、「初めて映像を見させていただいた時に、ソニックの毛並み、瞳や表情の動き方など、本当に1つ1つ細かいところまで作りこまれていて、そこにソニックが存在しているかのような繊細な映像になっていましたので、僕もソニックの細かい心の動きを表現できたらと思いました。本当に可愛らしくて、見ている方が大好きになって応援したくなるようなソニックになっていると思います。」と話した。
山寺さんとの共演については、「僕が中学校2年生の時に初めて共演させていただきまして、それから2年間、朝の番組でご一緒しました。恩師であり、お父さんのような存在です。大好きな大先輩でして、しっかり共演させていただくのはそれ以来。今回は声優という山寺さんのフィールドでご一緒させていただくということで、本当にド緊張で(笑)。アフレコは別々でしたが、僕がやったソニックを山寺さんに聞いていただいてどんな感想をいただけるか今日までドキドキしてビビッていました。」と心境を語った。
その後、山寺さんとアフレコを行うことに。「隣で山寺さんの声を聞きながら一緒にやらせていただけてとても嬉しいですし、楽しみです。何かアドバイスはございますか?」と中川が山寺さんに質問すると、“大志にアドバイスなんてあるわけない。本当にすごいんだから。中学校の時から才能の塊で僕の方が緊張する。僕も戦うつもりで楽しんでやりたい”との言葉に恐縮した様子で聞き入っていた。
リビングでのシーン、カーチェイスシーン、そしてベースボールグラウンドのシーンのアフレコが公開され、ソニックがベースボールの試合を見て自ら何役にもなって遊ぶグラウンドのシーンを前に、「印象的なシーンです。ソニックは地球に来てひとりで生活していたのですが、ソニックらしく野球をするので注目してほしいです。カメラの前でやるのは緊張します(笑)。」と言いながらも見事終えると、「言葉も多いのでドキドキしました。アフレコの時は役ごとに分けて録らせていただいたので、通しでやったのは初めて。とても緊張しました。」と安堵の表情で話した。
改めて公開アフレコを終え、「(山寺さんは)昔から見守って近くにいてくださった方だからこそ緊張しましたが、本当に嬉しかったです。」と話すと共に、アフレコ時を振り返り、「日本で生まれて全世界に愛されているキャラクター、その日本での声をやらせていただくということなので、責任重大で最初はビビりまくっていました。この映画でしか見られないソニックの表情がたくさんあるので、そこを丁寧に伝えたいという思いで納得いくまで何テイクもやらせていただきました。」と語った。
同作はすでに全米で公開されており、ゲーム原作映画史上、最大のヒットを記録している。中川は、「本当にすごいです。1位ですから。世代を超え、どなたと見に行っても間違いなく楽しめて、“スピードアドベンチャー”という言葉の通り、一瞬で上映が終わるくらいのギュッと詰まった濃厚な時間だと思います。」と話した。
その後、中学時代に山寺さんと共演した「おはスタ」のコーナー“たいしのたいしたもんだ!”にかけ、自身にとって今回のアフレコ出演はどのくらい大したものだったか?と聞かれ、「マネージャーさんからこのお話を聞いた時、すでにソニックがハリウッドで映画化することはニュースで見て知っていたので楽しみにしていたのですが、まさか日本の声のお話を僕にいただけるとは思ってもいませんでした。責任の重大さ、そして僕は声優を本業としてやっていない人間なので、僕が果たしてできるのか考えて、マネージャーさんに一度“できません”とお断りしました。その後、ソニックという大きな役が僕のところまでたどり着いたことの奇跡を改めて考えて、これでお断りしたら後悔するのではと思って“チャレンジさせてください”と言わせていただきました。日本公開はこれからですが、あの時に断っていなくて良かったと思っています。自分にとって大きな力になるとても大切な作品になりました。」と力強く語った。
アフレコ前に準備したことを、「本番のアフレコ収録の前に、ソニックを作り上げたセガのチームの皆さんと共にキャラクターのイメージを話し合いながらテスト収録をさせていただきました。その時に“ソニックは子供たちが憧れる近所のお兄ちゃんみたいな感じをイメージしてずっと作ってきた”という言葉をいただいて、それを大切にして、いつでも余裕でどんなピンチでも楽しむというソニックの軽さを意識しました。これを見た小さな子供たちが“ソニックかっこいいな”とか“足が速くなりたいな”と思って真似してくれるようなキャラクターになったらと思いました。」と役作りについても交えて話した。
そして最後に、「ソニックは、日本から生まれた日本が誇るキャラクターだと思っています。それは、全米でこれだけヒットしていることが証明しているのではないかと思います。故郷である日本で3/27に公開となります。お子様から大人まで楽しめる、必ずソニックを好きになってより知ってもらえる映画になっていると思いますので、ぜひ劇場で体感してください。よろしくお願いします。本日はありがとうございました。」とメッセージを送った。
映画「ソニック・ザ・ムービー」は、3/27(金)公開。
ぜひご期待ください!
【ストーリー】
平和に暮らしていたソニック。しかしある日、自分が持つ“スーパーパワー”を奪おうとする敵に狙われた彼は地球に逃げることに…。それから10年、ソニックは誰にも見つからないように、でも「仲間がほしい」と願いながら、さびしくひとりぼっちで暮らしていた。そこに地球征服をたくらむ悪の天才科学者ドクター・ロボトニックが現れ、ソニックは捕まりそうになってしまう!大ピンチの彼は、偶然出会った保安官トムに助けを求めるが…!?誰も見たことのないスーパー・スピード・アドベンチャーの幕が上がる!