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仲野太賀 W主演映画「静かな雨」公開記念舞台挨拶!

仲野太賀W主演映画「静かな雨」が2/7(金)公開初日を迎え、翌8日(土)シネマート新宿で行われた舞台挨拶に仲野が登壇した。

原作は、2018年に映画化もされた2016年本屋大賞受賞のベストセラー小説『羊と鋼の森』の著者・宮下奈都さんのデビュー作で、2004年文學界新人賞佳作に選ばれた「静かな雨」(文春文庫刊)。
2017年モスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞とロシア映画批評連盟特別表彰をダブル受賞した『四月の永い夢』(18)、そして『わたしは光をにぎっている』(19)と活躍する中川龍太郎さんがメガホンを取り、2019年釜山国際映画祭正式出品に続き、第20回東京フィルメックスではコンペティション部門に正式出品され、最も観客の支持を集めた“観客賞”を受賞した。

たとえ記憶が消えてしまっても、ふたりの世界は少しずつ重なりゆく
大学の研究室で働く、足を引き摺る行助(仲野)は、“たいやき屋”を営むこよみ(衛藤美彩さん)と出会う。
だがほどなく、こよみは事故に遭い、新しい記憶を短時間しか留めておけなくなってしまう。
こよみが明日になったら忘れてしまう今日という一日、また一日を、彼女と共に生きようと決意する行助。
絶望と背中合わせの希望に彩られたふたりの日々が始まった・・・。

上映後に行われた舞台挨拶にて仲野は、「本日は午前中にもかかわらず、こんなに沢山の方に観にきていただいて本当に嬉しいです。上映後ということで、余韻を壊さずに楽しく話していければと思っています。よろしくお願いします。」と挨拶。

映画をご覧になった方を前にどのような気持ちか?と問われ、「衛藤さんのファンの方にお叱りを受けないかと少し怖気付いています(笑)。この作品は、素晴らしいキャストの皆さんやスタッフの方で作り上げた、本当に濃密な時間が刻まれた映画になっていますので、この映画がどんな風に皆さんのもとに届いて、広がっていくのかなとすごく興味がありますし、楽しみです。(こうして観ていただけて)感謝の気持ちでいっぱいです。」と話した。

また、撮影現場の雰囲気について、「衛藤さんが現場を明るくするパワーを持っていて、衛藤さんが現場に来るだけでみんなが明るくなっていましたし、それは本当に助けられました。ありがとうございます。」と語った。

クランクインの前に取り組んだことは?という質問には、「クランクインの何ヵ月か前から衛藤さんとワークショップをやりました。現場に入ってしまうと衛藤さんと過ごす期間が限られてしまうので、その前に関係性を築いたり、お互いに気を遣わないような空気感を作ろうということでワークショップを行いました。あとは監督やスタッフの皆さんと、今ある脚本をいかにより良いものするかという意味で、いろいろなディスカッションに時間をかけたという印象があります。」と振り返った。

最後に、「ちょうど1年前に作った映画なのですが、撮影期間中は、中川監督や素敵なキャストの皆さんとご一緒できたことが本当に嬉しかったです。また、原作がとにかく素晴らしくて、宮下さんの顔に泥を塗らないよう丁寧にやっていこうという思いもありましたし、映画化するにあたって、音楽やビジュアル的な要素なども含めて、最終的に中川監督の作品になればと思ってやっていました。僕としては、中川監督の新しい作品のひとつになったと感じていますし、衛藤さんの輝かしい初主演作になっているのではないかと思っています。本日は本当にありがとうございました。」とメッセージを送った。

なお、この日は原作者の宮下奈都さんから、2/7(金)に誕生日を迎えた仲野にサプライズで花束がプレゼントされる一幕も。花束を受け取った仲野は、「ありがとうございます。」と笑顔を見せた。

映画「静かな雨」は、全国順次公開中!
ぜひ劇場でお楽しみください。
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