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北村匠海 映画「サヨナラまでの30分」完成披露試写会!

北村匠海W主演映画「サヨナラまでの30分」の完成披露試写会が12/2(月)有楽町朝日ホールで行われ、監督、キャストと共に北村が登壇した。

同作は、『君と100回目の恋』(17)、「凪のお暇」(19)の大島里美が脚本を担当し、『東京喰種 トーキョーグール』(17)の萩原健太郎が監督を務めた完全オリジナル映画。
1年前に死んでしまったバンドボーカルのアキと、人と関わるのが苦手な大学生・窪田颯太を主人公とした青春音楽ラブストーリーを描く。

メジャーデビューを目前に解散したバンド「ECHOLL(エコール)」。
1年後のある日、突然見知らぬ大学生・颯太が現れ、メンバーのヤマケン、重田、森そしてカナに再結成を迫る。
——実は颯太の中身は、1年前に死んだボーカルのアキだった!
偶然拾ったアキのカセットテープを颯太が再生する30分だけ、2人は入れ替わり、1つの体を共有していく。
人づきあいが苦手な颯太と、「俺にこじ開けられない扉はない」が口癖のポジティブなアキ。
ひとりで音楽を作っていた颯太も、次第にアキや仲間と音楽を奏でる楽しさを知り打ち解けていくが、「ECHOLL」を去ったアキの恋人・カナだけは戻ってこない。
カナに再び音楽を始めてもらうため、最高の1曲を作り上げようとする2人。
一方カセットテープに異変がおき、アキと颯太の入れ替われる時間は短くなっていく—。

北村は、就職活動中の大学生・窪田颯太を演じている。人と関わる事が苦手で、趣味はVRゲームとひとりで作曲をすること、という役どころ。

上映前に行われた舞台挨拶にて北村は、「無事に完成した作品を披露することができてとても嬉しく思っています。今日は最後まで楽しんでください。よろしくお願いします。」と挨拶。

外見は颯太で中身はアキという二役を演じたことについて、「ワンシーンの中で颯太から始まり、途中でアキになり、最後に颯太に戻るということもあって本当に大変でした。この映画は自分にとってかなりチャレンジングな作品だなと思いつつ、二役やるのは体力的にもつらかったのですが、監督をはじめとするここに立っている皆さん、たくさんのスタッフさんに支えていただきながら撮影ができたので、現場では一瞬すぎて、今でもあの頃に戻りたいと思うくらい楽しい期間でした。」と撮影を振り返った。

同作では、劇中バンド「ECHOL」が演奏する楽曲など6曲のオリジナル楽曲が制作されており、北村をはじめとする「ECHOLL」のバンドメンバーを演じたキャスト陣は歌唱シーンを披露するだけでなく、楽器演奏にも挑戦している。劇中歌のレコーディングについて、「撮影に入る前にレコーディングがあったので、本読みもしていない段階から監督と“アキならこう歌う”とか“颯太ならこう”と話していきました。音楽から役作りをするということがあまりなかったのですが、撮影に入る前に監督と打合せをしながらレコーディングした歌が現場で助けてくれるということがすごくあって、先に歌を作れたことが自分の中で大きかったです。」と語った。

続いて、アキと颯太がカセットテープが再生される30分だけ一つの体で入れ替わる、という設定にちなんで、『もしも、30分だけ誰かに入れ替われるとしたら、誰になり、何をしたいか?』というテーマでトークを展開。北村は、「(「ECHOLL」のドラム担当・重田幸輝を演じる上杉)柊平君と入れ替わってラップがしたいです。ただ中身は僕なので、いきなりラップが全然できない柊平君になっちゃいますね(笑)。」と話した。

最後に、「今日はこのあと映画を観ていただけるということで本当に嬉しく思います。僕たちは20代前半でどこか青春を忘れてしまっている部分があったりもして、撮影中にその青春を役と一緒に取り戻していくみたいな、そういう思い出が僕の中でずっと残っています。これから観てくださる方に忘れた青春を取り戻してほしいですし、今10代の方にはぜひとも今ある青春を離さないでほしいです。この映画を観てキラキラした時間を過ごしていただけたらと思っています。」とメッセージを送った。

映画「サヨナラまでの30分」は、2020/1/24(金)全国ロードショー!
ぜひご期待ください。

(敬称略)
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