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田中幸太朗 「江戸前の旬 season2」完成披露試写&記者会見!

田中幸太朗出演、真夜中ドラマ「江戸前の旬 season2」の完成披露試写&記者会見が10/15(火)都内で行われ、田中が出席した。

原作は、1999年より『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)で連載をスタートさせ、現在も人気連載中のグルメコミック「銀座柳寿司三代目 江戸前の旬」(九十九森原作、さとう輝劇画)。
銀座『柳寿司』の三男坊・柳葉旬が、人情味あふれる温かい人たちに囲まれながら三代目を目指し、日々奮闘していく姿を描いた作品で、2018年10月期に初ドラマ化し、このたび「season2」として1年ぶりに復活する。

田中は前作に引き続き、主人公・柳葉旬の兄、柳葉鱚一郎を演じる。柳葉家長男で、母の死を父の所為だと言って家を出、商社でサラリーマンをしているという役どころ。

会見にて田中は、自身の役どころについて、「「season1」では親父とずっと喧嘩をしていて、どちらかと言うと柳葉家を引っ掻き回すようなキャラクターでした。でも、「season1」で仲直りをしてしまったので、「season2」の話を聞いたときに“あれ?これは僕の出番がなくなるんじゃないかな?”とすごく不安でしたが、台本を読んで“良かった!出番がある”と思いました(笑)。今回の鱚一郎は、親父がやはり武骨で不器用で、寿司で語るという感じなので、親父ができない父親の形を担わせていただいているのかなと思っています。親父とは別の見守り方を、旬や(柳葉家・長女の)真子にしているという感じでやらせていただきます。」とコメント。
また、「「江戸前の旬」をやっていて、皆さんに言われて一番嬉しいのが“いや~本当にこのドラマを観ていると寿司を食べたくなるよ”という言葉でして、自分が台本を読んでいても寿司が食べたくなるほど本当に面白い作品だと思っています。今回も寿司が食べたくなると言っていただけるよう頑張りたいです。」と続けると共に、好きな寿司ネタを「穴子」と話した。

「season1」と変わった点や変わらない点について問われ、「前回の鱚一郎は、そもそも家に帰っていなかったというのもありまして、親父と会うときも気持ち的にピリピリしていて、あまり家族感というのはなかったのですが、今回は僕自身すごく家族感が出ているなと思っています。ほっこりした感じがとてもしっくりくるんです。(旬の父・柳葉鱒之介役の)渡辺裕之さんが写真を撮るのがお好きで、家族全員で写真を撮ったときに、掛け声で“ファイト一発!”と言ったんですけど、その瞬間に“これこれ!皆さん変わらないな”と思って。前回は撮影後半に写真を撮ったときに“ファイト一発!“とおっしゃっていたので、”そうだ。その感じだった“と思って、すごくしっくりきました。」と現場でのエピソードを交えて語った。

劇中で旬が日々親方のもとで奮闘していることにちなみ、俳優人生の中で自分にとって師匠のような方はいるか?という質問には、「俳優人生の中ではないのですが、四年前くらいから空手を始めまして、人生の取り組み方が120度くらい変わりました。そこの師範をすごく尊敬しています。ターニングポイントだったと思います。」と答えた。

さらに、同作では寿司が忘れられない味や、思い出の料理として描かれているが、心に残る料理や味はあるか?と聞かれ、「これを言うとお袋に怒られるかもしれないのですが(笑)、お袋は天然素材とかにこだわってご飯を作っていたみたいなんですけど、お袋の料理の中で一番思い出に残っているのはシーチキンご飯なんです。シーチキンに醤油をかけて食べるのが小学校のときにすごく好きで、“今日はいい日なんだ”みたいに思っていたのですが、たぶんいい日ではないんですよ(笑)。手軽に済ませるご飯だったんでしょうけど、それが印象に残っています。お袋から“もっとちゃんとしたもの作ってたわよ”と言われると思いますが(笑)。」と明かし、笑いを誘った。


真夜中ドラマ「江戸前の旬 season2」は、10/19(土)よりBSテレ東、BSテレ東4Kにて毎週土曜24:00~24:30放送!
ぜひご期待ください。

【ストーリー】
銀座「柳寿司」の三男坊、柳葉旬は、父であり、二代目である鱒之介の病がきっかけで本格的に店を継ぐ決意を、更なる高みを求めて父の師匠に修行を請うことに。
心を込めて寿司を握るとはどういうことか?伝統の握りとは?
柳寿司に戻った旬の新たな意気込み、旬のひらめきの才能や技にほれ込む常連たちや新しい客との出会い…人情味あふれるエピソードを情感豊かに描いていく奮闘記であり、旬を取り巻く柳葉家の家族との物語。

(敬称略)
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