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小松菜奈 映画「閉鎖病棟―それぞれの朝―」公開前イベント!

小松菜奈出演映画「閉鎖病棟―それぞれの朝―」の公開前イベントが10/16(水)T・ジョイPRINCE品川で行われ、監督・キャストと共に小松が登壇した。

同作は、1995年に発売され、丸善お茶の水店に掲げられた「感動のあまりむせび泣きました…」というPOPが起爆剤となり、累計90万部を超す大ベストセラーとなっている、帚木蓬生の山本周五郎賞受賞作『閉鎖病棟』の映画化。

長野県のとある精神科病院。それぞれの過去を背負った患者たちがいる。母親や嫁を殺めた罪で死刑となりながら、死刑執行が失敗し生き永らえた梶木秀丸(笑福亭鶴瓶)。サラリーマンだったが幻聴が聴こえ暴れ出すようになり、妹夫婦から疎んじられているチュウさん(綾野剛)。不登校が原因で通院してくる女子高生、由紀(小松)。彼らは家族や世間から遠ざけられても、明るく生きようとしていた。そんな日常を一変させる殺人事件が院内で起こった。加害者は秀丸。彼を犯行に駆り立てた理由とは----- ?

小松は、DVを受ける女子高生・島崎由紀を演じる。

上映前の舞台挨拶にて小松は、「公開まで1ヶ月を切りました。公開されてから観ていただいた方にどんな影響を与えられるか、どんな風に思っていただけるのか、いろいろな意見や感想を聞けたらと思っています。」とコメント。

鶴瓶さんの印象を聞かれ、「多忙でいらっしゃるのに、いつもパワフルだし笑顔だし、鶴瓶さんが現場にいらっしゃらないと“いつ来るかな?”という話しになっていました。鶴瓶さんがいるだけで場が明るくなって、みんなが笑顔になって、本当に周りを幸せにしてくださる方で尊敬しま
す。」と笑顔で答えた。

映画のテーマとなる“やさしさ”について、「ベースとしてやさしさは誰しもにあると思っていて、本当のやさしさは相手を思いやる気持ちとか、ちょっとのことでも声をかけることとか。声をかけることによって励まされたり前を向くことができたり…人の言葉で人生が変わると自分も日々実感します。また、聞いてもらう、聞いてあげるだけでも人の心を潤す力があると思っています。」と自論を展開した。

イベント終盤ではこの日登壇した女性キャスト陣・小林聡美さん、片岡礼子さん、そして小松が鶴瓶さんと平山秀幸監督にプレゼント贈る一幕も。小松は、「いつもやさしさをいただいているので、恩返しとしてニット帽をプレゼントします。」と話し、おふたりに被せると、鶴瓶さんは“ありがとう。嬉しい”と、別現場から駆けつけた平山監督は“これからまた戻らないといけないのですが、これ被って行きます”と満面の笑みを浮かべていた。

映画「閉鎖病棟―それぞれの朝―」は、11/1(金)公開。
ぜひ劇場でご覧ください!

(敬称略)
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