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北村匠海 オリジナル劇場アニメ「HELLO WORLD」初日舞台挨拶！
同作は、『時をかける少女』、『サマーウォーズ』で細田守監督の助監督を務めたのち、劇場初監督作品『劇場版 ソードアート・オンライン －オーディナル・スケール－』、さらに『SAO』ムーブメントを巻き起こした立役者・伊藤智彦監督の最新作。
脚本はアニメ『正解するカド』の野﨑まど、キャラクターデザインには『らき☆すた』『けいおん！』を手がけた堀口悠紀子が参加。さらに、劇場オリジナルCGアニメ『楽園追放 -Expelled from Paradise-』などを手掛け、デジタルアニメーションの先駆者として名高い制作会社グラフィニカがアニメーション制作を担当する。
北村は、主人公・堅書直実の声を担当する。直実は、京都に住む内気な16歳の高校生。瑠璃と一緒に図書委員をやっている、という役どころだ。
上映後に行われた舞台挨拶にて北村は、公開初日を迎えた感想を、「今回、僕たちの声を主体に映像をつける“プレスコ”という手法をとっていて、最初はどんな画になるのかも分からない状態だったので、映像が30パーセントできて、50パーセントいきました、100パーセントできました、初号を観ました、感動しました、やっと皆様のもとに届きます、嬉しいです、といった感じです（笑）。映画の制作において、階段を着実に進んでいく感じを味わいました。完成したときに今までにない感動がありましたし、普段実写で映画を撮るときとは違う感覚で完成を見届けることができたので、今日を皮切りに皆さんに観ていただけるということがとても嬉しいです。」とコメント。
劇中に登場する、創造したものを生み出すことができる“神の手”（グッドデザイン）を手にしたら何をしたいか？という質問に、「以前から言っていますが、ガンダムに乗りたいです。これはもう揺るぎないです（笑）。」と笑顔で話した。
さらに、もし直美と同様にどんな時代にもアクセスが可能だとしたら、どの時代に行って何がしたいか？と問われ、「縄文時代に行ってアウストラロピテクスと対話したいです（笑）。僕たちの起源ですから、何かしらの意思疎通ができるんじゃないかなと思います。」と回答した。
また、“10年後の自分が会いに来る”というストーリーにちなみ、北村と（直実の10年後の自分・カタガキナオミを演じる）松坂桃李さんがお互いの10年後を予想しあう一幕も。
北村が松坂さんの10年後について、「松坂さんとゲームやアニメ、漫画の話をするので、ぜひとも10年後アニメーションの監督にチャレンジしていただきたいですし、その作品に出たいです。役者初のアニメーション監督になるんじゃないかと思います。」と話すと、松坂さんは、“ハードルが高いな～！制作するとしたら（北村の）妄想を叶えたいというのもあるので、縄文時代をテーマにしたものにしたいですね（笑）”と笑顔。
続いて、松坂さんが北村の10年後を、“音楽活動もやっていて、アニメやお芝居もやっているので、海外へ羽ばたいているんじゃないでしょうか。海外作品の一発目として私の作品に出ていただきます（笑）”と予想し、会場が笑いに包まれた。
最後に、「この映画に音楽面で関わってくださった、OKAMOTO'Sさんを中心とした“2027Sound”が作った音楽もとても実験的ですし、ものすごく映像が美しい中で伊藤智彦監督の考える世界観も新しくて、初めて声優をやらせていただいた作品が「HELLO WORLD」で本当に良かったです。アニメーションや映画というものが好きな僕からすると、この「HELLO WORLD」が新しい扉をこじ開けられたのではないのかなと思っています。この先、僕たちの手を離れ、皆様のものになっていくということですので、ぜひ誰かと一緒にまた何度でも観ていただきたいです。今日はありがとうございました。」とメッセージを送った。
オリジナル劇場アニメ「HELLO WORLD」は、大ヒット上映中！
ぜひ劇場でお楽しみください。
【ストーリー】
「お前は今日から三か月後、一行瑠璃と恋人同士になる」
京都に暮らす内気な男子高校生・直実（北村）の前に、10年後の未来から来た自分を名乗る青年・ナオミ（松坂桃李さん）が突然現れる。
ナオミによれば、同級生の瑠璃（浜辺美波さん）は直実と結ばれるが、その後事故によって命を落としてしまうと言う。
「頼む、力を貸してくれ。」彼女を救う為、大人になった自分自身を「先生」と呼ぶ、奇妙なバディが誕生する。
しかしその中で直実は、瑠璃に迫る運命、ナオミの真の目的、そしてこの現実世界に隠された大いなる秘密を知ることになる。
世界がひっくりかえる、新機軸のハイスピードSF青春ラブストーリー。
たとえ世界が壊れても、もう一度、君に会いたい―
