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仲野太賀 映画「タロウのバカ」完成披露上映会!

仲野太賀出演映画「タロウのバカ」の完成披露上映会が、8/26(月)テアトル新宿にて行われた。

同作は、『日日是好日』『セトウツミ』『さよなら渓谷』などの大森立嗣監督のオリジナル脚本による最新作。『ゲルマニウムの夜』以前の1990年代に執筆したシナリオに基づいており、本来はデビュー作として構想していたそのオリジナル脚本に、現代にふさわしい変更をいくつか加え、とりわけ思い入れの深い物語の映画化を実現。社会のシステムからはみ出した3人の少年の純粋にして過激な生き様を描く。

試写上映前の舞台挨拶に登壇した仲野は、「スギオ役を演じました、仲野太賀です。今日はこんなたくさんのお客さんに集まっていただいて嬉しく思います。今日は(主演の)YOSHIを愛でて帰って下さい。」と挨拶。

タロウを演じるYOSHIさんに初めて会った時の印象について「絶句でした。歳も離れていますし礼節ってそれなりにあると思うのですが、色々なことを飛び越えてくるのがYOSHIでした。“あ!よろしく!太賀でしょ!?知ってるよ!”(と言われて、僕が)“ありがとうございます!”みたいな(笑)。」と身振り手振りを交えて話し、笑いを誘った。

撮影時の印象に残っていることを問われると、「YOSHIの変化ってすごく重要で、映画においても今のYOSHIと撮影当時のYOSHIは明らかに違うんです。成長の速度があって、そういう意味で大森監督はYOSHIの大人と子供の狭間というか境界の微妙で曖昧なところを撮れたんじゃないかと思っていて、そこに立ち会えたことが嬉しかったです。26~27歳になってくると(自分の)変わり目みたいなものにどんどん鈍感になっていくので、そういう人と一緒にやれたことが、全編通して良かったです。」と振り返った。

最後に、「YOSHIという特異な存在が今回の主役で、スギオを演じていてもYOSHIに引っ張ってもらった瞬間が何度もありました。作品として過激な部分だったり、日常から飛躍している部分がたくさんあるのですが、そういうものに対して観る人のアレルギーって最近強くなっている気がして、分からないものや刺さり過ぎるものへのアレルギーは理解できるのですが、1度映画を観て触れていただいて、色々なものを感じてほしいなと思います。これから映画が始まりますが、フラットな気持ちで観ていただけたらと思います。」とメッセージを送った。

映画「タロウのバカ」は、9/6(金)より、テアトル新宿ほか全国ロードショー!
ぜひご期待ください。

【イントロダクション】
主人公の少年タロウには名前がない。彼は「名前がない奴はタロウだ」という理由でそう呼ばれているだけで、戸籍すらなく、一度も学校に通ったことがない。そんな“何者でもない”存在であるタロウには、エージ、スギオという高校生の仲間がいる。
エージ、スギオはそれぞれやるせない悩みを抱えているが、なぜかタロウとつるんでいるときは心を解き放たれる。大きな川が流れ、頭上を高速道路が走り、空虚なほどだだっ広い町を、3人はあてどなく走り回り、その奔放な日々に自由を感じている。しかし、偶然にも一丁の拳銃を手に入れたことをきっかけに、それまで目を背けていた過酷な現実に向き合うこととなる…。
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