MOVIE
横浜流星 映画「いなくなれ、群青」完成披露試写会!
同作は、第8回「大学読書人大賞」受賞作にして、「読書メーター」読みたい本ランキング第1位 を獲得し、シリーズ累計100万部を突破した河野裕の青春ファンタジー小説「いなくなれ、群青」(新潮文庫 nex)の実写映画化。捨てられた人たちがやって来る島・階段島を舞台に、島の謎や、失ってしまったものを見つけるために奮闘する学生たちの姿を描く。
横浜は、平穏な生活を望む悲観主義者の主人公・七草を演じる。
上映後に行われた舞台挨拶に登壇した横浜は、「皆さん、本日はお越しいただきありがとうございます。映画をご覧になられたということで、いかがでしたか?短い時間ですが、作品の魅力をたくさん語っていきたいと思います。よろしくお願いします。」と挨拶。
本作の見どころについて、「階段島の美しい世界観だと思います。原作が好きな方にも喜んでいただけるような画を監督が作ってくださったので、そこは自信を持って言える注目ポイントです。あとは詩的な台詞だと思います。普通に言うといかにも台詞になってしまうので、どうナチュラルに言おうかというのは悩みましたが、監督の演出のおかげで素敵な作品になったと思います。」と語った。
自身が演じた七草は、悲観主義者。一方、飯豊まりえさん演じる真辺由宇が理想主義者ということで、自身はどちらの考え方に近いですか?という質問に、「どちらの要素も持っていますけど、僕は感情をあまり表に出すタイプではないので、近いのは七草かなと思います。演じる上で難しかったのが、皆が発信してくれるお芝居を素直に受け止めて返すのが普通だと思うんですけど、七草の場合は一度落とし込んでから返すというワンクッションがあって、真辺が感情的に来れば来るほど、素直に返したくなってしまって、共感は出来るんだけど、感情を抑えないといけなかったので、上手くキャッチボール出来ないのが難しかったです。」と明かした。
最後に、「この作品は、映像が美しく、音楽も素敵で、観てくださる方々がどっぷりと浸れるような美しい世界観が描かれています。皆さんが何を感じたのか楽しみですし、何度観ても感じ方が変わると思うので、ぜひ何度も観て、皆さんなりの答えを導き出して、映画のSNSにネタバレしない程度で感想やコメントをお願いします。一人でも多くの方にこの作品が届くと嬉しいです。本日はお越しいただきありがとうございました。」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。
映画「いなくなれ、群青」は、9/6(金)全国公開!
ぜひ劇場でご覧ください!
【ストーリー】
ある日突然、僕は〈階段島〉にやって来た。ここは捨てられた人たちの島で、どうして僕たちがこの島に来たのか知る人はいない。この島を出るには、失くしたものを見つけなければいけない。だが、疑問さえ抱かなければ、島の日常は安定していた。幼馴染の彼女に再会するまでは──真辺由宇。この物語はどうしようもなく、彼女に出会った時から始まる。「納得できない」と憤慨する真辺は、島から出るために、僕と周囲を巻き込みながら島にまつわる謎を解き明かそうとするのだが──。やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。