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渡部篤郎 ドラマ「ルパンの娘」記者会見!
同作は、2015年8月に発表され、この春にも各書店の文庫売上1位を獲得するなど、ロングセラーとなっている横関大さんの同名小説(講談社文庫刊)をドラマ化。
代々泥棒一家の娘・三雲華と代々警察一家の息子・桜庭和馬との決して許されない恋愛を軸に、家族ドラマ、「泥棒vs警察」の攻防戦やミステリー、アクション、そしてまさかのミュージカル要素までも詰め込み、エンターテインメントの粋を集積させた奇想天外なラブ&コメディー作品となっている。
渡部は、華の父・三雲尊を演じる。尊は、美術品専門の泥棒で品のあるダンディーな男。美術品のみならず、三雲家が住んでいる高級タワーマンションの他の住人からキャビアや高級ワインなども調達してくる。三雲家の指示系統の主軸的存在で、華が家業を継がないことをよく思っておらず、長男も引きこもりという現状に、“Lの一族”が自分たちの代で終わってしまうかもと危惧している。
会見に出席した渡部は、「お集りいただきありがとうございます。なかなかこういった楽しそうな作品が少ない中、選んでいただいたことを心より感謝しております。どうぞよろしくお願いします。」と挨拶。
原作・脚本を読んだ感想について、「そのうち分かるのですが、随分原作とは違うんですよ。随分と言ったらあれですが、11話にするために、いろいろと原作をパワーアップして作っているというお話をプロデューサーから聞きました。観ている人が随分違うじゃないかとなるからね、悪い意味じゃないですからね(笑)。」と話し、笑顔を見せた。
同作では、泥棒一家が着用する“泥棒スーツ”姿も見どころの一つ。その着心地について問われ、「暑いよ、本当に(笑)。皆良いこと言っているけど、僕はもうとにかく暑いなと思って。このあいだも、ダクトを割と早く歩いてくれと言われて、一回やってみてごらんよ、と思うわけです。簡単に言うからね。何回かやるうちに、僕もう50歳を超えたんですけど、近年こんなに汗かかないよね。そのぐらい暑かったです。」と撮影の裏側を明かし、会場の笑いを誘った。
この日は七夕であることにちなみ、短冊に願い事を書くことに。『家族が元気でありますように』と書いた渡部は、「父ですから、いつも考えているのはそこだけです。皆が元気で、楽しい笑顔をパワーにしています。」と力を込めた。
ドラマ「ルパンの娘」は、フジテレビ系で7/11(木)より毎週木曜22:00~放送!
(初回15分拡大)
ぜひご覧ください!