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窪田正孝 ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」取材会!
原作は、「グランドジャンプ」(集英社)で連載中の同名コミック。
病の“写真家”として病の原因を探り病変を写し出す放射線技師、さらには、画像を読影し病気を診断する放射線科医ら“縁の下のヒーロー”たちが、放射線科、“ラジエーションハウス”で、患者の病、けがの根源を見つけ出す戦いをリアルに描いていく。
窪田は主人公・五十嵐唯織を演じる。
五十嵐は写真には必ず“真実”が写ると信じている天才放射線技師。アメリカで最も権威ある放射線科医から認められた後に帰国、幼馴染で思いを寄せる甘春杏(本田)を技師として支えることが自分の使命だと考えている、という役どころ。
会見にて窪田は、「撮影は順調に進んでいまして、すごく楽しい現場です。唯織君に寄り添いながら気を引き締めて演じていきたいです。よろしくお願いします。」と挨拶。
同作のオファーがあった時のことを振り返り、「月9は子供の頃から観ていたので、そこに立てることに喜びも大きい反面、責任もあるなと思いました。主役だからという意識は自分にはなくて、ドラマの世界の中で生きていく役割や責任が大きくなるだけだと解釈しています。メンバーの皆さんはとても個性的で、いつも“うるさい”と言われるくらいうるさいんです(笑)。チーム感もどんどん出来上がっていって、それが映像に反映されると思います。」と笑顔で話した。
演出は、窪田が憧れて観ていたという月9ドラマ『ロングバケーション』をはじめ、『HERO』シリーズ、『マスカレード・ホテル』などの鈴木雅之さん。鈴木監督の印象を、「今回お会いするのが初めてだったのですが、すごくパワフルな方。シャイな部分も意外とあって、しめっぽかったり感動的なシーンがあってもあえてそうしないように見せるやり方が新鮮でした。今作をやる上で鈴木監督に出会えたことがとても大きかったです。」と語った。
また、自身の役を演じる上で心掛けていることを聞かれ、「天才放射線技師ではありますが、おおもとに杏ちゃんが大好きというのがあって、その時は子犬のような感じで、(仕事になると)いきなり変わるところがあるので、そこは変化を出せていけたらと思いながら演じています。」と答えた。
先月まで行われていた舞台公演中に怪我をした窪田。現在の状況を、「半月板を損傷してしまい、現在は順調に回復しています。怪我の功名というか、その時MRIを撮ってくださった方が医者と患者ではなく、“人対人”で接してくださってそれが印象的でした。それが唯織君に繋がるものがあり、唯織君の優しさや人に思い入れがあるところを参考にさせていただけたことが大きいです。もちろん怪我はしてはいけません。皆さんも下半身には気をつけてください。」と呼びかけていた。
そして最後に、「難しいワードが出てきますが、“人対人”というのはどこにいても何をしていても変わらないことで、その中で分かり合えることだったり、力を合わせてないものを補い合うというのがテーマになっています。また、思っているよりもポップになっていて、締めるところは締めて、笑えるところは笑う、という作品です。ぜひ観ていただいて「ラジエーションハウス」の世界に浸っていただけたらと思います。」とPRした。
この日は、先日発表された新元号『令和』の話題もあがり、窪田は、「なごやかという意味が“和”になると思う。オリンピックもありますし、海外の方々がこれからもたくさん来られると思いますので、いろいろな方が触れ合うという意味でふさわしい元号だと勝手に思っています。」と自論を展開していた。
ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」は、4/8(月)よりフジテレビ系にて毎週月曜21:00~放送!(初回は30分拡大)
ぜひご覧ください。