OTHER
葵わかな 「クマのプーさん展」オープニングイベント!
同展覧会は、イギリスのビクトリア・アンド・アルバート博物館が所蔵する「クマのプーさん」の原画を中心に構成され、イギリスでの好評を受けアメリカを回り、日本にやってくる世界巡回展。東京展の開幕に際し葵は、展覧会ナビゲーター、そして初めて音声ガイドのナレーションも務めている。
会見にて葵は、「内装にこだわって作られたと伺っていました。壁全体に絵が描かれていたりすごく可愛いです。またナレーションの時から携わらせていただき、作られている方がどれだけプーさんに熱い想いを注がれているかを間近で見てきましたので、それが存分に伝わる展覧会になっているのではないかと思ってすごく感動しました。」と笑顔。
展覧会限定で販売されるアイテムも含め数多くのグッズが販売されるが、「私のイメージのプーさんはアニメーションなので可愛らしいタッチの印象でしたが、原画になると大人の方でも持ちやすいようなグッズが多くて、すでにTシャツを2枚ゲットしました(笑)。付箋とかトートバックとか可愛いのがいっぱいあったので、この後見に行こうと目論んでいます。」と話した。
また、音声ガイドのナレーションに挑戦したことについて、「俳優さん、女優さんでやられている方が多くて実はすごく憧れていました。なので最初にお話しをいただいた時は“ついにできるんだ!”と思ってすごく嬉しくて、しかも子供の頃から知っていたプーさんだったのでワクワクしながらやらせていただきました。大人の方もですが小さいお子様もいらっしゃってくださると思ったので、優しさや絵の雰囲気に合うようなものになるように読ませていただきました。」と語った。
現在公開中の映画『劇場版 ダーウィンが来た!アフリカ新伝説』でもナレーションを担当しているが、「いろいろな方がドキュメンタリーで声をあてられているのを聞くと、声だけなのにグッとくるものがあったりするじゃないですか。そういったものに対して自分も携わってみたいという想いがあったので、やりがいや楽しさも感じますし、これからもぜひ挑戦したいと思っています。」と意気込んだ。
この日は、同展覧会のポスターにもなっている原画を見ながらプーさんの気持ちになって葵が声をあてる一幕も。「頑張りますが期待しないでくださいね。」と言いながらも“はちみつ食べたいけど、はちみつくれない?”と言い終えると大きな拍手が起こり、「練習をして何度プーさんの声をやろうとしても、しゃくれないと出来なくて(笑)。アニメーションのプーさんの声を想像しながらやりました。」と照れ笑いを浮かべた。
その後、展覧会のおススメポイントを聞かれ、「ナレーションをするにあたり原作も読ませていただいたのですが、プーさんがうさぎさんのお家に遊びに行って、うさぎさんの家にあるはちみつを食べてふっくらしてしまい、洞穴の中にあるうさぎさんの家から出れずにはさまってしまうんです。クリストファー・ロビンから断食するように言われてそこで何日か待つのですが、その間にうさぎさんがプーさんの足をタオル掛けに使っていいかと聞き、プーさんの足にタオルを掛けている絵があるのですが、それを見た時に“うさぎさんっ!!”って思いました(笑)。でもすごくそれが可愛くてクスッと笑ってしまうお話で、その絵があるのでぜひ見ていただきたいです。」と答えた。
プーさんに出てくるキャラクターの中でのお気に入りは“ふくろう”という葵。「プーさんたちは少しおバカで文字もあまり分からないんですね。その中でふくろうは一番物知りとされていて、ある日イーヨーにお誕生日プレゼントをあげたいから“お誕生日おめでとうって書いて”とプーさんがふくろうのところに言いに行くのですが、ふくろうも実は書けていないことが読者にだけわかる。偉そうにしているけど全然わかっていないというツッコミどころがあって、そういうところが可愛いと思います。」と話した。
またプーさんの思い出について、「赤ちゃんの時からプーさんの絵本がありましたし、ぬいぐるみやマグカップなども家にあったので、いつプーさんを知ったかと聞かれるとこの時と言えないくらい昔からそばにありました。一番古い記憶をたどれないくらい見ていました。」と話すと共に、「子供の頃ってすごく早起きじゃないですか。プーさんたちもすごく早起き。今思うと、もうちょっと家でのんびりしたらと言いたくなるくらい早く起きて公園に行って朝から木登りなどをして遊んでいた小学生時代だったので、意外とアグレッシブなところは似ているかなと思います。本を読むのも好きだったのですが、本と同じくらい木登りが好きで得意でした。2階建ての家より高い木に登ったことがあって、それが自慢でした(笑)。」と幼少期を振り返った。
最後にプーさんの好きなところは?と質問され、「アニメーションのプーさんと違うと思うところは、プーさんはおバカで“えっ?”と思うことをお話の中でするんです。全員が勘違いしたまま話が進んでいくことが原作の中ではあって、“子供ってこうだよな”とか子供と重なる部分があるので面白いと思います。あとはクリストファー・ロビンがプーさんに“バカなクマめ!”って言うのですが、それがすごく愛おしい。笑いながら読めるところがプーさんの良いところだと思います。」と語った。
「クマのプーさん展」は、2/9(土)~4/14(日)Bunkamuraザ・ミュージアム(東京)にて、4/27(土)〜6/30(日)あべのハルカス美術館(大阪)にて開催。
ぜひご来場ください!
★「クマのプーさん展」公式サイト:https://wp2019.jp/