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岡田将生 映画「そらのレストラン」公開記念舞台挨拶!
同作は、「しあわせのパン」(2012年1月公開)、「ぶどうのなみだ」(2014年10月公開)に続く、フレッシュかつ心温まる視線で地域と人と食を描いてきた《北海道映画》シリーズの第3弾。
実際にせたなで循環農業に取り組む自然派農民ユニット「やまの会」をモデルに、様々な食材を一つにまとめ包み込む「チーズ」と、その味わいのように濃厚な「仲間」の絆が描かれる。
今日も食卓に、明るい声が響く。ここは道南・せたな町。
海が見える牧場で酪農を営む亘理は、妻のこと絵、一人娘の潮莉とのしあわせな家族3人暮らし。
自然に寄り添った食を追求する仲間たちに囲まれ、厳しくも美しい大地で楽しい日々を送っている。
亘理の夢は、自分の牧場の牛乳で、この地でしか食べられないチーズを作ること。
でも師匠のチーズ職人・大谷にはまだ追いつけず、落ち込んだり奮起したりの繰り返しだ。
ある時、札幌から訪れた有名シェフ・朝田に自分たちの食材を激賞され、亘理は一つのアイデアを思いつく。
それは、せたなの おいしいもの を広く届けるため、一日限定のレストランを開くことだった。
だが、納得ゆくチーズが完成せず思い悩んでいたある日、突然大谷が倒れ……。
岡田は、神戸陽太郎を演じている。神戸は東京でエリートサラリーマンであったが、生きている意味を見失い、せたなにやってくることに―。そして仲間と出会い、本来の明るさを取り戻していくという役どころ。
この日は上映後に舞台挨拶が行われ、主人公・亘理を演じられた大泉洋さんがMCより“北海道の大スター”と紹介されたことを受け、「北海道の大スターの友達役をやらせていただきました。スターの隣に居ると自分も輝きたいという気持ちになります(笑)。この映画は北海道の良さがつまっていて、ぜひ皆さんにこの作品を広めていただきたいです。本日はよろしくお願いします。」と笑いも交えて挨拶。
せたな町で行われた撮影を振り返り、「僕が演じた神戸は、東京から北海道へ逃げてくるといった役。僕自身も昔、この仕事から逃げたくなったことがあって、役の感情と自分が少し重なる部分があったので、撮影中に苦しくなることもありました。でも、現場に行くと素敵な先輩方がいらっしゃって、お芝居をして、帰って、一緒にお風呂に入って、寝て、という今まで経験のなかった生活を過ごし、青春を謳歌しているような気持ちになりました。」と笑みを浮かべた。
舞台挨拶終盤には、翌日が節分であることから豆まきを実施。
登壇者が映画のテーマに合わせチーズ味の豆菓子を“福は内!”の掛け声と共に客席に投げ入れ、賑やかに行われた。
映画「そらのレストラン」は現在絶賛公開中!
ぜひ劇場でご覧ください。