北村匠海出演映画「十二人の死にたい子どもたち」のジャパンプレミアが、1/9（水）ヒューリックホール東京で行われ、共演者らと共に北村が出席した。

同作は、「天地明察」、「マルドゥック・スクランブル」のベストセラー作家・冲方丁氏原作で、第156回直木賞にも候補作となり話題となった冲方氏自身初となる現代サスペンスの傑作「十二人の死にたい子どもたち」（文藝春秋刊）の実写映画化。ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「SPEC」シリーズで数々の若手俳優を発掘し続けてきた堤幸彦監督がメガホンをとる。

その日、12人の未成年たちが、安楽死を求め廃病院の密室に集まった。
「みんなで死ねば、怖くないから」ところが、彼らはそこで13人目のまだ生あたたかい死体に遭遇。
突然の出来事にはばまれる彼らの安楽死。あちこちに残る不自然な犯行の痕跡、次々起こる奇妙な出来事。
彼らだけしか知らない計画のはず。まさかこの12人の中に殺人鬼が……？
死体の謎と犯人をめぐり、疑心暗鬼の中ウソとダマしあいが交錯し、１２人の死にたい理由が生々しくえぐられていく。
全員、ヤバい。気が抜けない。
いつ誰が殺人鬼と化すかもわからず、パニックは最高潮に。
彼らは、安心して“死ねるのか”怯えながら“殺されるのか”
監督 堤幸彦が仕掛ける、出口無しのノンストップ未体験・密室サスペンスゲームの幕が上がる。

北村は、9番・ノブオを演じる。爽やかな青年で学校でも人気者という役柄だ。

舞台挨拶では、同作の内容にちなんで最近の“ヤバかった”エピソードを問われると、「僕は古着が好きで、ヴィンテージの靴も結構買うのですが、そういう靴は劣化が激しくてソールが硬かったりするんです。その靴で雨の日に歩いていたら、右足冷たいなと思って見てみるとソールがどこにいったのかバレエシューズみたいになっていて。右足だけ靴下がビシャビシャでちょっと右足だけ浮いている状態。それで電車に乗って現場に行った僕はヤバいなと思いました。」と話し、笑いを誘った。

続いて、人生で大きな決断をしたことを発表する場面では、「18歳の時に大学を目指して1年間勉強をしていたのですが、単位とかの問題で大学に行けないってなってしまって、もう1年学校に行ってから大学に行って映像を学ぶか、そのまま役者をやるかという選択がありまして、僕は芸能1本でやると決断しました。そこから自分にとって大きな作品に出会えたり、今となってはすごく良い決断をしたなと思いました。」と振り返った。

映画「十二人の死にたい子どもたち」は、1/25（金）公開！
ぜひ劇場でご覧ください。