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小松菜奈 映画「サムライマラソン」完成披露イベント＆試写会！
同作は、日本史上初めてのマラソン大会といわれる「安政遠足（あんせいとおあし）」を舞台にした土橋章宏の小説「幕末まらそん侍」（ハルキ文庫）をベースに描いた幕末エンタテインメント。
企画・プロデュースは「ラストエンペラー」（アカデミー賞作品賞ほか9部門で受賞）を製作した世界的プロデューサー、ジェレミー・トーマスと、「おくりびと」でアカデミー賞外国語映画賞を受賞した中沢敏明。メガホンを取ったのは、ジェレミー・トーマスによって抜擢された「キャンディマン」「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」で知られるバーナード・ローズ監督。さらに製作陣には、アカデミー受賞歴を持つ錚々たる面々が集結し、音楽を担当するのは「めぐりあう時間たち」などで三度、アカデミー賞作曲賞ノミネートの経験を持つフィリップ・グラス、衣装デザインは「乱」でアカデミー賞衣装デザイン賞を受賞したワダエミなど、世界の第一線で活躍するスタッフが名を連ねたビッグプロジェクトが誕生した。
時は江戸時代、幕末。国を守るために鎖国してきた日本は今、アメリカ政府の使者ペリーに開国を迫られて揺れていた。そんな幕末に不安を抱く安中藩主・板倉勝明は、藩士を鍛えるために十五里（約58km）の道を走らせる遠足を開催する。優勝者の望みは何でも叶えられると聞き、「姫と結婚したい」「身分を上げたい」「もう一花咲かせたい」など、それぞれの願いを胸にスタートを切った侍たち。だが、大会の裏では恐るべき陰謀が進められていた。幕末の大老が遠足を“謀反の動き”と見て、勝明暗殺の刺客を放ったのだ。そして、大会出場者の中にただ一人、この計画に気づいた男がいた。彼の名は唐沢甚内、幕末の命令で藩をスパイする“忍び”だ。長い潜入生活で、彼にはこの地に愛する妻も子もいた。「幕府か、藩か」―愛と忠誠心に揺れ動くなか、甚内は仲間たちに危機を告げ、共に戦うために走ることを決意する―。
小松は勝明の娘・雪姫を演じる。
完成披露イベントにて小松は、「今日は寒い中お集まりいただき、ありがとうございます。山形でのロケだったのですが、監督を筆頭に毎日身を削りながら頑張った作品が完成したということで嬉しく思います。」とコメント。
小松は姫という役どころながら男装をし、男性キャストと共に全力で走ったり、アクションにも挑戦。撮影について、「お姫様だけど男装もしたり、乗馬や殺陣をやったり挑戦の多い役でしたし、作法を最初から学んだり役に対して考えることが多く、葛藤の日々でした。」と振り返った。
充実した撮影の中で唯一残念だったことを、「殺陣のシーンについて（佐藤）健さんと（森山）未来さんと撮影に入る1ヶ月くらい前から練っていたのですが、現場でバッサリ切られまして…。あんなに練習してきたのになくなってしまうんだと思ってちょっとショックでした（笑）。やりたかったです。」と明かした。
その後行われた舞台挨拶にて、「撮影は自分自身の精神力との戦いもありましたが、刺激的な経験をさせていただき、参加できたことを嬉しく思います。」と喜びを語った小松。
役どころについて、「姫の時よりも男装している役の時の方が伸び伸びできました。自分の体力のなさを実感したり大変ではありましたが、皆さんと一緒に走って楽しい経験でした。」と回顧すると佐藤さんが“男だけの現場に小松さんがポツンといたのに、こんなにナチュラルに存在するんだと。楽しそうに現場にいたので癒された。”と話しつつ、常にインスタントカメラで写真を撮っていたそうで“あの写真どうなったの？焼き増ししてくれた？”と明かす。すると小松は“焼き増し”の意味が分からなかったようで、「紙にですか？紙に焼いてそれを渡すということですか？分かりました。用意します！」というやりとりに会場から笑いが起こっていた。
映画「サムライマラソン」は2/22（金）TOHOシネマズ 日比谷 ほか、全国ロードショー。
ぜひご期待ください！
※東京2020参画プログラム
様々な組織団体がオリンピック・パラリンピックとつながりをもちながら2020年の大会に向けた参画・機運醸成・レガシー創出のアクションを実施するプログラム。
映画「サムライマラソン」は、安政遠足と東京2020大会との親和性や2020年以降のレガシー創出につながるプロジェクトとして、東京2020参画プログラムに認証された。
（敬称略）
