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林遣都 映画「ギャング―ス」初日舞台挨拶!
同作は、犯罪集団だけを標的とする窃盗“タタキ”稼業で過酷な社会を生き抜こうとする3人の少年たちを描き、モーニング誌で2013年から2017年まで連載、高い人気を獲得した漫画・肥谷圭介×ストーリー共同制作・鈴木大介による同名青春漫画の映画化。
映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」「ビジランテ」など社会の底辺を生きる人々の映画やクライム・ムービーには定評のある入江悠監督が原作の魅力をしっかりと受け継ぎつつ、少年たちの友情と成長、再起への想いをより際立たせ、痛みだけではなく、躍動感、爽快感も伝える王道の青春エンターテインメントが誕生した。
親から虐待され、ろくに学校にも行けず、青春期を少年院で過ごしたサイケ(高杉真宙)・カズキ(加藤諒)・タケオ(渡辺大知)。社会に見放された3人が生き抜くためにつかんだ仕事は、犯罪者だけをターゲットにした“タタキ”(窃盗、強盗)稼業。そんなある日、タタキの最中に偶然にも振り込め詐欺のアガリ(収益金)の隠し場所を知ることとなった3人。それは“半グレ”系アウトローによる犯罪営利組織カンパニーとして台頭する「六龍天」のものだった。「六龍天」に身元がバレないよう、慎重にタタキを繰り返すも、あるきっかけから3人の身元が「六龍天」に知られ、絶体絶命の状況に追い込まれてしまうが・・・
林は道具屋・情報調達係の高田を演じている。
上映後に行われた舞台挨拶にて林は、「朝早くからお越しいただき、ありがとうございます。「ギャングース」を入江監督が撮られると聞き、撮影前から完成が楽しみでした。今日、入江組の一員としてここに立てたことを嬉しく思います。ぜひ映画を広めてください。宜しくお願いします。」と挨拶。
自身が演じた高田について、「出演シーンがそれほど多いわけではなく、出てきても口数が多くない人物。“この人は何をやっているんだろう”という得体の知れなさや、裏家業で一歩間違えると命にも関わるような仕事をしている危ない雰囲気をなんとか出せたらと思って演じました。」と話した後、サイケを演じた高杉さんとの撮影シーンを振り返り、「現場で高杉君に初めてお会いした時に、鬼気迫るものがありました。“何でも来い”みたいな感じだったので、その怖さを出すために上に立って殴ってやろう(笑)と思って、“殴っていい?”って聞いたら“何でも来てください!”って言ってくれて、そのシーンはとても好きなシーンになりました。」と語った。
映画「ギャング―ス」は、絶賛公開中!
ぜひ劇場でご覧ください。
(敬称略)