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山田孝之 主演映画「ハード・コア」公開直前イベント!
同作は、90年代に漫画雑誌「グランドチャンピオン」で連載され、多くの読者の共感を呼んだ伝説のコミック「ハード・コア平成地獄ブラザーズ」(作:狩撫麻礼、画:いましろたかし)の待望の映画化。10年前に本書を読んで「男たちの結末に泣いた」という山田と20年近く前に愛読していた山下敦弘監督。映画化を夢みていた念願の企画が、ふたりがそれを表現するのに相応しい年齢になったいま、最高の形で具現化される。30年近く前の男たちの狂おしくも熱いドラマが、生身の人間に命を吹き込まれてスクリーンで蘇る!
主人公・権藤右近を演じた山田は、「山下監督とだいぶ前から映画化したいねと話しをしていて、やっと去年撮影して来週公開ということで、とても嬉しいです。今回は喧嘩もなく作れました(笑)。」とコメント。
右近との共通点を問われると、「今回は役作り無く、素のままでやりました。思ったことを言って、思った通りにやっていました。一心同体です。」と答えた。
右近というキャラクターの魅力については、「右近みたいに生きたいという憧れがあるから、原作でもそうですし、みんな(右近というキャラクターを)好きになると思うんです。右近のように生きない方が今の世の中だと社会に適応できると思うんですけど、それを関係なく突き進むのがかっこよく見えます。」と語った。
最後は、「11月23日公開『ハード・コア』、とても面白い映画となっております。佐藤健さんも今までとは違う一面を見せており、とても見応えがあります。平成が終わるこのタイミングにぴったりの映画となっておりますので、皆様ぜひ友達や家族などを連れてご覧になっていただければと思います。とても心温まる作品となっております。」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。
映画「ハード・コア」は、11/23(金・祝)全国公開!
ぜひ劇場でご覧ください。
【ストーリー】
現代日本―。都会の片隅で細々と生きる権藤右近(山田孝之)はあまりにも純粋で、曲がったことが大嫌いだ。間違いを正そうとする自らの信念をいつも暴力に転嫁させてしまうため、仕事も居場所もなくしてきた。そんな右近の仕事は、山奥で怪しい活動家の埋蔵金探しを手伝うこと。共に働く牛山(荒川良々)だけが唯一心を許せる友人だ。二人を見守るのが、右近の弟・権藤左近(佐藤健)。一流商社に勤務するエリートだが、腐った世の中にうんざりし、希望を失っていた。ある日、そんな彼らの前に、謎の古びたロボットが現れ、男たちの人生が一変するような一大事が巻き起こる。
(敬称略)