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市原隼人 映画「あいあい傘」公開直前舞台挨拶!
同作は、生き別れてしまった父と娘の切なくも心に沁みる5日間の物語。原案となった舞台「あいあい傘」(2007年 東京セレソンデラックス上演)で主演・脚本・演出を務めた宅間孝行がメガホンをとり、11年の時を経て、号泣必至と言われた幻の名作を映画で蘇らせる。
恋園神社のある小さな田舎町。年に一度の祭りが近づいた日、さつき(倉科カナ)は25年前に姿を消した父の六郎(立川談春)を探しにその町へやって来た。宿に向かう途中、偶然にも六郎を知るテキ屋の清太郎(市原)と出会い、祭りの取材をしたいという嘘をついて町を案内してもらうことにする。散策しながら次第に明らかになる現在の六郎の生活。さつきは意を決して、父の新しい家族──奥さんの玉枝(原田知世)と彼女の一人娘に会いに行こうとする。
市原演じる雨宮清太郎は、まっすぐな熱血漢、でも涙もろくて情に厚い性格。偶然出会ったさつきに運命を感じ、六郎との再会に奮闘する、という役どころ。
この日は作品タイトルに合わせ、和傘を手に客席後方から登場した登壇者。市原は歓声に応えながら歩き、ステージに到着後、「雨宮清太郎を演じさせていただきました市原隼人です。短い時間ですがよろしくお願いします。」と挨拶した。
撮影について、「昔から知っていたような、そんな空気感で撮影をすることができました。長回しで6分半くらいの重要なシーンがあるのですが、居酒屋で撮った後、そのメンバーでお店が開店するのを待って、開店したらすぐに入って、閉店まで飲んだことも(笑)。素敵なチームでできて嬉しかったです。」と笑顔で振り返った。
その後、キャスト陣から様々は撮影エピソードが語られ、立川さんが、“隼人君が、ハチに刺された、ハチに刺されたってずっと言っていた”と明かすと、「クランクインして1カット目でハチに刺されました。なんかあるなと思ったら(ハチが)いました。」と話し、会場が笑いに包まれた。
映画「あいあい傘」は10/26(金)公開。
ぜひ劇場でご覧ください!
(敬称略)