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林遣都 映画「コーヒーが冷めないうちに」初日舞台挨拶!
同作は、2015年の発売以降、続編にあたる「この嘘がばれないうちに」と共に、シリーズ累計100万部を突破した感涙のベストセラー小説「コーヒーが冷めないうちに」の映画化。
「店内の【ある席】に座ると、望んだとおりの時間に戻ることができる」という不思議な噂がある喫茶店「フニクリフニクラ」を舞台に、様々な≪後悔≫を抱え、過去に戻り、会いたかった人との再会を望む人々が巡り合う優しい奇跡を描く。
林は、自分の気持ちを正直に伝えられず、幼馴染の二美子(波瑠さん)とケンカ別れをしてしまう賀田多五郎を演じる。
上映後に行われた舞台挨拶にて林は、「今日は雨の中お越しいただき、ありがとうございます。皆さんはご覧になった後なので隠しようがないのですが、他の出演者の方に比べて僕は出演シーンが少ないです。ですが、今日はこの場に呼んでいただいて、素敵な監督とキャストの皆さんと作品をご一緒できて幸せに感じております。よろしくお願いします。」と挨拶。
多五郎と二美子のシーンはアドリブを交えて撮影を行っていたと話を振られると、「実はそんなにアドリブをやっていたつもりはなくて、監督とお会いした時に『短いシーンですが、二美子との幼なじみの関係性や空気感を出してほしい』ということを強く言っていただいて、そのシーンは撮影1日目だったのですが、何度も何度も監督に追い詰められながら、テストを重ねて、色々な事を放り込んで…(笑)。その中で、波瑠さんが作ってきたものと僕のものをぶつけ合って、短いシーンですが時間をかけてやらせていただきました。出来上がった作品を観ても思いましたが、俳優部を信じて俳優部で生まれるものを大切にしてくださる監督なんだなと感じました。」と話した。
ストーリーにちなんで、人生が変わった瞬間を問われると、「やっぱりこのお仕事を始めた時です。僕はスカウトからなので、中学の時に修学旅行で東京に来て、事務所の方にスカウトされて、その人が人生を変えてくれました。もっと言えば、班行動だったので同じ班の女子3人が渋谷に行きたいと言ってくれたので、その3人が人生を変えてくれました。ずっと感謝しています。」と話し、笑いを誘った。
映画「コーヒーが冷めないうちに」は、全国東宝系にて公開中!
ぜひ劇場でご覧ください。
【STORY】
時田数(有村架純)が従兄(いとこ)で店主の時田流(深水元基)と切り盛りする、とある街のとある喫茶店「フニクリフニクラ」。そこには、不思議な都市伝説があった。それは店内の【ある席】に座ると、望んだとおりの時間に戻ることができるというもの。ただし、そこにはめんどくさい……非常に面倒くさいいくつかのルールがあった。
1. 過去に戻って、どんな事をしても、現実は変わらない。
2. 過去に戻っても、喫茶店を出る事はできない。
3. 過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ。コーヒーが冷めないうちに飲み干さなければならない。
4. 過去に戻れる席には先客がいる。席に座れるのは、その先客が席を立った時だけ。
5. 過去に戻っても、この喫茶店を訪れた事のない人には会う事ができない。
「ここに来れば過去に戻れるってほんとうですか?」
今日も不思議な噂を聞いた客がこの喫茶店に訪れる。
アメリカに行ってしまった幼馴染の賀田多五郎(林遣都)とケンカ別れをしてしまった三十路直前の独身キャリアウーマン清川二美子(波瑠)。
若年性アルツハイマーに侵された妻・高竹佳代(薬師丸ひろ子)と、そんな高竹を優しく見守る夫・房木康徳(松重豊)。
故郷の妹(松本若菜)を裏切って、一人スナックを営む喫茶店の常連客・平井八絵子(吉田羊)。数に次第に惹かれていく常連客の大学生・新谷亮介(伊藤健太郎)。
過去に戻れるという【ある席】にいつも座っている謎の女(石田ゆり子)……。
どんなことをしても現実は決して変わらない。
それでも過去に戻り、会いたかった人との再会を望む客たち。
そこで彼らを待っていたものとは?
そして、主人公・時田数に隠された真実とは?
-1杯のコーヒーが冷めるまでの、ほんの短い時間でも、人生は変わる-
(敬称略)