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竹財輝之助 「旅するユーロ 3rdシーズン」スタジオ取材会!
『旅もゴガクも楽しめる』がウリのEテレ「旅するユーロ」シリーズ。内容も新たにパワーアップした3rdシーズンでは、ドイツはビール、イタリアはデザイン、フランスはグルメ、スペインは島のバカンス・・・と、各地の魅力をぎゅっと詰め込んだ濃厚な4つの旅が展開される。
ドイツ語は前川泰之さん、イタリア語は田辺誠一さん、フランス語は黒木華さん、そしてスペイン語は竹財が旅人として各国を訪れ、現地の人との生きた会話から学ぶ語学学習もたっぷりの内容となっている。
“バカンスを極める”というテーマでスペイン自治州のカナリア諸島を旅した竹財は、「カナリア諸島は皆さんが想像していらっしゃるスペインとは違うかもしれませんが、そこでしか見られない自然や食べ物がたくさんあって、自然のパワーを感じられる場所だと思っています。現地の文化やスポーツに、身体が持つかな?大丈夫かな?(笑)と思いつつ楽しみながら挑戦しましたので、それが伝わればいいなと思います。また、カナリア諸島はガイドブックがほとんどないらしいので、旅行慣れしている方にお勧めしたいです。番組をご覧いただいて、少しでも興味を持っていただける方がいたらぜひ一度足を運んでください。日本人がほとんどいないので、語学を学ぶには最高の場所だと思います。」とコメント。
旅先で苦労したり、驚いたエピソードを、「相棒として一緒に旅をしていたジン・タイラさんがスペイン語で通訳もしてくださったのですが、通訳を忘れて現地の方と30分くらい話し込んでしまったりするので苦労しました(笑)。あとは、現地に50年くらい住んでいる日本の方がいらっしゃって、その方のお友達が60~70代の日本人なのですが、(現地で)その方達が老後をすごく楽しそうに暮らしていた事に一番驚きました。日本に帰りたくないですか?と聞いたら、“一度も思ったことがない”と仰っていました。そう思わせるくらい、気候も良く、ご飯も美味しくて人柄もみんな良い、そんな素晴らしい島なんです。」と笑顔で語った。
また、日本と旅先の違いで印象に残った事柄について、「“シンパティコ”という誰に対しても親切であるべきだという信念が根付いていて本当に感動しました。また、元々あった自然を活かして新しい建物を造ったり、溶岩で出来た天然の湖を使った塩田で塩を作っていたりと、エコの精神が浸透している島だったので見習わなければいけないと思わせてくれました。」と振り返った。
さらに、旅の中で発見した事を聞かれ、「実はかなり内向的なのですが、現地の雰囲気で少しだけオープンになるというか新しい扉が開いた感じはあります。日本では絶対に(レストランなどで)隣の方に話しかけたりしないのですが、なんとなくスペイン語を使ってみたくて覚えた単語を言ってみようという気持ちになりました。僕は昔っぽい男なので、あまり女性に“キレイ”や“好き”とか言葉にしないんですけど、スペイン語だと多少は言えてしまったので(笑)、そういう自分もいるんだというのは新しい発見でした。」と笑いを交えて話した。
最後に、スペインで使える究極のフレーズは?という質問に、「“ケ・マラビージャ”は、素晴らしいとかいいねと言う時に使えるワードなので覚えておくといいと思います。多少仲良くなれば、一緒に食事や飲みに行こうという意味の“バモス”もすごくオススメです。」と回答した。
竹財が出演する「旅するスペイン語」は、NHK Eテレにて10/2(火)24:25~O.Aスタート。また、同番組の旅人が集まり、コトバが通じる面白さや旅の思い出などのトークを繰り広げる特別番組「しゃべって極める粋な旅」が9/24(月)23:30~に放送される。
ぜひ合わせてお楽しみください!