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小松菜奈 映画「坂道のアポロン」公開御礼イベント!

小松菜奈出演映画「坂道のアポロン」の公開御礼イベントが3/19(月)TOHO シネマズ六本木にて行われ、三木孝浩監督、知念侑李さん、中川大志と共に小松が登壇した。

原作は、2007年11月号から2012年3月まで「月刊flowers」(小学館)にて連載され、第57回小学館漫画賞一般向け部門受賞、「このマンガがすごい!2009オンナ編」第1位を獲得した人気漫画家・小玉ユキ氏による名作少女コミック。
主人公の孤独な青年・薫が転校先の高校で、一生ものの友達と恋、そして音楽と運命を変える出会いをし、自ら人生を切り開いていく10年が描かれる。

舞台は長崎県・佐世保市。高校生の西見薫(知念侑李さん)は、父を亡くし親戚の暮らすこの町へと引っ越してきた。優等生で周囲に心を閉ざしがちな薫だったが、“札付きの不良”と恐れられるクラスメイト・川渕千太郎(中川大志)と心優しいクラスメイト・迎律子(小松)と出会う。初めてできた一生ものの親友、千太郎を想う律子に対して焦がれる一生ものの恋。千太郎を通じて知ったジャズの魅力。運命を変える出会いを果たした薫と千太郎はセッションを響かせていく――。

上映後に行われた舞台挨拶にて小松は、「公開から1週間ちょっと経ちましたが、感想を見ていると世代によって意見だったり涙する部分が全然違うんだと思いました。この作品に携わらせていただいて改めて感じたのは、もの作りの楽しさや大変さ。映画っていいなと思いながら、ていねいに皆さんと作り上げていきました。またスクリーンで観ていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。」と挨拶。

3/10(土)公開初日の出口満足度調査は95%、映画レビューサイト「Filmarks」の初日満足度ランキングで邦画第1位に輝くなど、感動の声が多く寄せられており、「両親が観てくれて、めずらしくお母さんが“良かった。泣いた”と言ってくれました。素朴な恋と音楽から繋がる友情というのが、どの世代にも響くのかなと感じました。」と話した。

その後、映画公式Twitterに寄せられた質問が読み上げられ、“皆さんの運命を変えた出会いは?”という質問に、「“女優業”です。12歳からモデルをやらせていただき、18歳くらいから女優業を始めさせていただきました。映画の現場は家族のような感じで一緒居て同じものを食べて、地方へ撮影に行って…。そこで新しい世界を見て、自分が成長できる。とにかく刺激的なところだなと思っています。これがなかったら腐っていたのではないかなと思うくらいで、今はとても幸せです。」と語った。

この日は、原作者・小玉先生から知念さん、中川、そして小松へ手紙が贈られるサプライズが―。小松へ“律子の役を小松さんにお願いすると聞いたときは、原作での律子の田舎娘ぶりから考えて、あまりにも美しすぎる、ミスキャストではないかと、思っていた。が、それは全くの杞憂。おさげにして、制服や60年代のかわいい服に身を包んだ小松さんの姿を初めて拝見したとき、律子だ!と声をあげてしまった。表情や動きからは律子の優しさや素朴な可愛らしさ、そしてちょっとお転婆な性格が滲み出していて、役者さんってすごい、と思うと同時に、小松さんご本人の生来の可愛らしさにキュンとしてしまった。ミスキャストだなんて思ってごめんなさい、大正解です。律子をより魅力的なキャラクターにしてくださってありがとうございます。実写版の律子にすっかり惚れてしまいました。大好きです。”と綴られた手紙に、「手紙ってずるいですね(笑)。私も律子という役がミスキャストなのではないかなと思って、自分で悩んで難しいと思いながら演じていました。でも、ふたり(知念さん・中川)の姿を見ていると自然とやさしく見守っていたいなと思え、現場にいられたことが幸せでした。」と涙を流しながら作品との出会いを感謝した。

映画「坂道のアポロン」は現在大ヒット公開中!
ぜひ劇場でご覧ください。
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