MOVIE
柴田杏花 映画「野球部員、演劇の舞台に立つ!」初日舞台挨拶!
原作は、地元八女で長年教師を務めた竹島由美子氏の10年間にわたる実践記録「野球部員、演劇の舞台に立つ!」(高文研刊)。同作は、その記録の中でも異色の実体験を映画化。
同作でメガホンを取る中山節夫監督は、物語の舞台であった福岡県・八女市に7年前に移り住み、粘り強く市民に語り続け、次第に市民の理解と協力が広がる中でこの映画は製作された。実話の原作を元に構想10年。大人と若者をつなぐ青春のメッセージが描かれる。
甲子園への道なかば――なぜ3人の野球部員は演劇部へ?
最後に明かされる衝撃の事実とはいったい…
柴田は、演劇部のエース・中園美緒を演じる。誰よりも演劇を愛しており、役作りにかけては妥協を許さない。ヤル気のない潤を目のカタキにする。という役どころだ。
上映前に行われた舞台挨拶にて柴田は、「いよいよ大事に温めてきた映画が皆さんのもとに届いていきます。初日に足を運んでくださって本当にありがとうございます。この映画は福岡県の八女市が舞台となっているのですが、私は(八女市の特産品でもある)電照菊農家の娘という設定でして、電照菊はビニールハウスの中で菊に光を当てる栽培方法の一種なのですが、夜になると静かに光っているのが本当に綺麗で、そういう八女の魅力があちこちに詰まっているので、今日はそういったところも楽しんでいただけたらと思います。」とメッセージを送った。
映画「野球部員、演劇の舞台に立つ!」は、2/24(土)東京・ユーロスペース、福岡・ユナイテッドシネマキャナルシティ13、T・ジョイ久留米、小倉コロナシネマワールド他全国順次公開!
ぜひ劇場でご覧ください。
【Story】
甲子園出場を有力視されていた八女北高校野球部。
中でもエースピッチャーのジュン(渡辺佑太朗)は、特に注目され期待されていた。
しかし、県大会予選一回戦で8回までパーフェクトに押さえながら、
最終回ファーストのエラーをきっかけにまさかの逆転敗退。
敗北の責任をめぐってチーム内に広がる不協和音。
そんな時、男性部員がほとんどいない演劇部顧問三上先生(宮崎美子)から
野球部員を助っ人にほしいという申し出があった。
「野球だけの人間になるな」という指導理念を持つ八幡監督(宇梶剛士)はこれ受け、
ジュンとキャッチャーでキャプテンのリョータ(舟津大地)と、
エラーをしたファーストのカズマ(川籠石駿平)の三人を演劇部の助っ人に送り出した。
「俺たちにそんなヒマはない」と反発する野球部員たち。
突然の助っ人に役を奪われた演劇部員。とりわけ反発を示したのが
三人と同級のミオ(柴田杏花)であった。
“なんで野球部なんかに”という声に演劇部OB田川(林遣都)が応えた…。
演劇部の目指すコンクールまで2ヶ月、とまどい、反発しあう日々の中で、
何かが確かに動き始めた。
(敬称略)