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窪田正孝 映画「犬猿」初日舞台挨拶!

窪田正孝主演映画「犬猿」が2/10(土)公開初日を迎え、テアトル新宿で行われた舞台挨拶に、吉田恵輔監督・新井浩文さん、ニッチェ・江上敬子さん、筧美和子さんと共に窪田が登壇した。

同作は、前作「ヒメアノ~ル」で世界を魅了し、日本映画界最注目の鬼才と呼び声の高い吉田恵輔監督が監督・脚本を手掛けるオリジナル最新作。“兄弟”“姉妹”をテーマに、羨望、嫉妬、愛憎…そんな兄弟姉妹ならではの複雑な関係、渦巻く感情を描いた新感覚のヒューマン・ムービーとなっている。

印刷会社に勤める真面目な弟とは対照的に乱暴者でトラブルメーカーの兄。見た目は悪いけど頭がよく勤勉で家業の印刷所をテキパキ切り盛りするブスな姉と、要領は悪いがその容姿と人当りの良さで人気者の妹。この二組の兄弟・姉妹の関係に、あるとき変化が訪れる。それぞれの思いが交錯し、相性最悪なW 犬猿ペアの抗争は次第にエスカレートしていく。

窪田は印刷会社の営業マンで、クソ真面目で優しいけれど、実は姑息な弟・金山和成を演じる。

上映後に行われた舞台挨拶にて窪田は、「短い撮影期間だったのですが、中身がつまっていて、みなさんと芝居をガッツリやったなという印象。それが映像に出ているのではないかと思います。」とコメント。

同作が“兄弟”“姉妹”がテーマになっていることにちなみ、実兄弟とのエピソードを聞かれ、「兄がふたりいて、小学生くらいまでは血みどろだった。」とケンカが耐えなかった様子。しかし、「虫を取りに行ったときに、僕の手にゲジゲジみたいな虫がついて、泣きじゃくってどうにもできないでいたら、兄貴が笑いながらどこかに行ってしまったんです。家から自転車で5分位の距離だったのですが、兄貴がティッシュを持って戻ってきて、虫を取ってくれました。血みどろの記憶しかなかったのですが、そんな良い思い出もありました。」と懐かしむと共に、「大人になってからのほうが仲が良くなった。(不仲の時期を)兄弟・姉妹って通るのかなと思います。」と自論を展開した。

そのほか、上映後の舞台挨拶だからこそ話せる撮影エピソードが繰り広げられ、最後に、「個性のあるキャストたちを監督がひとつにまとめてくださって出来上がったのが「犬猿」です。周りにいる人たちの中には“イヤだな”と思ってしまう人もいるとは思います。でもそれがあって人間だと思いますし、そんな自分を認めて背中を押してくれる作品だと思います。今日は美味しいお肉やお魚を食べて素敵な一日を過ごしていただき、夜は雨が降るらしいので気をつけてお帰りください。本日はありがとうございました!」とメッセージをおくり、舞台挨拶を締めくくった。

映画「犬猿」は全国公開中!
ぜひ劇場でご覧ください。
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