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片桐はいり ドラマ「コートダジュール No.10」完成披露舞台挨拶!

片桐はいり出演、WOWOW×Hulu 共同製作ドラマ「コートダジュール No.10」完成披露舞台挨拶が11/13(月)都内で行われ、小林聡美さん、もたいまさこさんと共に片桐が登壇した。

同作は、女優の小林聡美さんと大島優子さんが、1話毎に異なるキャラクターを演じる30分×9話のオリジナルストーリー。
身近にもいるかもしれない人びとの人生の一場面を、小林さんと大島さんが自然な佇まいで演じていく。舞台での芝居を観ているような“巧妙な演出”と“作為のない芝居”から生まれる新感覚のドラマ。

片桐はHulu版 第1話「ある物件」に出演する。住宅街の道を尋常ではない速さで歩く不動産屋の湊(片桐はいり)、必死に後を追う客の沢田(大島優子さん)。やがてたどり着いた物件は、掘り出し物といわれる一軒家であった。玄関を入った途端、寒気を感じる沢田。おかまい無しに家の隅々まで案内する湊。やがてそこに青白い顔に白いワンピースの女(小林聡美さん)が現れる。

上映後の舞台挨拶にて片桐は、「何故かゲストに呼んでいただいてここにいます(笑)。嬉しいです。ありがとうございます。皆さん、凄く大きなスクリーンでご覧になったんですね。私も完成した作品を観たのですが、大きい場所で観てみたいなと思いました。小林さんともたいさんとは、映画では共演させていただいていますが、テレビの作品で一緒に出演したことがありませんでした。よく考えたらHulu もWOWOWも出たことがなかったので、初出演させていただきまして感動でございます。」と挨拶。

小林聡美さんが9役を演じ分けたことについて、「小林さんと大島さんは普通に考えたら親子の役を演じてもいいかなという年齢差なのに、同じアルバイト仲間や、友達同士、先輩・後輩など関係性が九変化して、それぞれ物語ごとに印象が違って見えました。だからこの人達はいったい、いくつ違うのだろうと思いました。どちらが老けているとか若いという話ではなく、2人が近いような感じがします。違和感が無かったです。」と語った。

さらに、大島優子さんの撮影現場での印象を、「本当に柔軟な方でした。“お芝居したい!”という気持ちもあるのだろうなと思いつつ、普段の現場でのあり方がさりげないというか、優しかったです。“先輩!先輩!”と持ち上げる感じでもないし、小林さんと波長が似ているような一緒にいて疲れない方でした。」とコメント。

この日は自身が出演する『ある物件』が上映され、「映画やテレビでなかなか全身を撮っていただくと事がないので、畳の部屋で全身を撮影したことは貴重だなと思いました。普通の家なので、セットのように壁をはずしたり出来ないのに、ギリギリまでカメラを引きつつ押入れにカメラマンの方が入って撮影してくださって。自分の全身が入った、小林さん、大島さんとの3ショットのシーンがすごく好きですし、楽しかったです。」と振り返った。

また、撮影前に本物の不動産屋と会う機会があったという片桐は、「私の役は、(小林さんの役が)本当は幽霊ということが分かっていても、信じられずに“なに馬鹿なことを言っているんですか”と言う人と書かれていました。でも、“幽霊と思ってもそれよりハクビシンの方が重要だ”と思っている役にしたいと言ってそのようにしました。そうしたら私の方が幽霊に見えると言われましたけど(笑)。」と話した。

その後、エンディングテーマを歌う山崎ハコさんともたいまさこさんのユニット “ハコ&マコ”の話題になり、3人でエンディング曲を歌いたいかと聞かれると、「お二方が助けてくれるなら…ジャンケン娘とか(笑)。」と片桐。
続いて、Hulu版とWOWOW版をあわせて全9話だが、架空の10話があるとしたら3人でどんな関係性を演じたいかという質問に、もたいさんが“ずっと解散せずにやってきた3人娘の歌い手たちのその後を描いた物語”とジャンケン娘を意識したアイデアを話すと、片桐は「私はそれがやりたいですね。」と笑顔でうなずいた。

最後に、「小林さんと大島さんの掛け合いや関係がこんな風になるのかとか、いろいろな見方が出来ると思います。私もこの機会にWOWOWとHuluに入ってみようかなと思います。他の作品もぜひお楽しみにご覧くださいませ。」とメッセージを送った。

WOWOW×Hulu 共同製作ドラマ「コートダジュール No.10」Hulu版(全4話)は、11/28(火)より配信スタート。
ぜひご期待ください!
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