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松雪泰子 藤沢周平 新ドラマシリーズ 第二弾「橋ものがたり『小さな橋で』」完成披露試写会!

松雪泰子主演、藤沢周平 新ドラマシリーズ 第二弾「橋ものがたり『小さな橋で』」の完成披露試写会が9/5(火)丸の内ピカデリーで行われ、監督・キャストと共に松雪が登壇した。

「藤沢周平 新ドラマシリーズ」は、オリジナル時代劇を企画・制作し続ける時代劇専門チャンネルが、2015年から藤沢周平の数多の時代小説から選び抜かれた珠玉の作品を映像化した一大プロジェクトで、これまでに5作品を制作。いずれも社会の傍流にいる人々の切なさや儚さを描く藤沢周平の世界観を見事に表現し、時代劇ファン、そして藤沢周平ファンからの熱い支持を集めた。
そして、藤沢周平の没後20年、生誕90年となるこの節目の年に<藤沢周平 新ドラマシリーズ 第二弾>の放送が決定。多くの人間が行き交う江戸の橋を舞台に、江戸の市井に生きる庶民の哀歓、交錯する様々な人間模様が綴られた名作短篇集「橋ものがたり」から、『小さな橋で』『吹く風は秋』『小ぬか雨』の3篇が映像化される。

松雪が出演する「小さな橋で」は、絶望と倦怠感の中で暮らす3人の家族との別れと絆を描いた物語。
国民的ドラマ「北の国から」シリーズをはじめ、ドラマ性豊かな演出で感動を生み出し続ける杉田成道さんが監督を務める。

自身の役を演じるにあたり松雪は、「とにかく監督についていくのみでした。感情の振れ幅を大きく出して、しっかり表現してほしいというのが監督の演出で、時代劇を意識するよりも、“ちゃんと生きる”ということをしたいなと思っていました。」とコメント。

作品のお披露目を迎え、「本当は観ていただいた皆さんに一言ずつお話を聞きたいところなのですが…。精一杯臨んだものですので、楽しんでいただけていたら嬉しいです。」と笑顔を見せた。

また、藤野涼子さん演じる娘・おりょうとのケンカのシーンについて、「あの瞬間は母と娘というよりも、女同士なんだということを監督がおっしゃっていて。何かが外れてしまいコントロールできなくなって感情がぶつかり合う様を、しっかりと演じたいと思っていました。」と心境を語った。

撮影前に約1ヶ月におよぶ入念なリハーサルが行われたが、「演劇のお稽古のような感覚。何度も繰り返しながらやったので楽しかったよね。」と広次役の田中奏生さんと振り返りつつ、「稽古があったので、現場で迷いなく演じることができました。」と話した。

この日は、同作を含む新ドラマシリーズ 第二弾の3作品がTV放送のほかに、劇場公開されることが発表され、「テレビとは違い映画館という空間で集中して作品を観ることで、お家で観るのとは違う感覚で作品に入れると思いますし、風景や役者の芝居・表情も含め、細部に渡って楽しんでいただけると思います。テレビでご覧いただいた方もぜひ劇場でご覧になっていただきたいです。」とPRした。

そして最後に、「藤沢さんの作品は時代劇でありながら現代にも通じる、そして人間を描いたドラマですので、時代劇がお好きな方はもちろん、若い世代の方にもぜひ観ていただきたいです。繰り返し観てもたくさん発見があると思います。楽しんでいただけたら嬉しいです。」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。

ドラマ「橋ものがたり『小さな橋で』」は、BSスカパー!にて9/18(月・祝)18:00~放送。
ぜひご覧ください!

【「小さな橋で」物語】
慣れぬ博打が元で父・民蔵(江口洋介)が姿を消し、十歳の少年・広次(田中奏生)は母・おまき(松雪)、姉・おりょう(藤野涼子)と3人で暮らしている。
飲み屋で懸命に働きながらも自分の元を去った父に恨み言をこぼす母。広次はそんな母を複雑な思いで見つめていた。
そんなある日、母とのいさかいが絶えなかった姉・おりょうも、妻子持ちの男と駆け落ちしてしまう。姉をも失った母は心身ともに疲れ果て、飲み屋の常連客の男にすがろうとする。そんな母の様子に、広次は嫌気がさし、家の仕事を放り出して葭原で寝転んでいると、男たちに追われている父と偶然再会する…。
(敬称略)
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