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山﨑賢人 主演映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」公開記念舞台挨拶!
同作は、「週刊少年ジャンプ」1987年1・2合併号から連載がスタートし、現在も「ウルトラジャンプ」誌上で連載が続く荒木飛呂彦さんの代表作『ジョジョの奇妙な冒険』(集英社刊)を実写映画化。『ジョジョの奇妙な冒険』は、19世紀末のイギリスから始まる名門貴族の息子ジョナサン・ジョースターとディオ・ブランド―という2人の少年の出会いから始まるジョースター家の血縁と因縁を描く大河作品。第1部から現在連載中の第8部まで部ごとに主人公が代替わりしていくという手法で描かれている。今回映画化されるのは、東方仗助が主人公の第4部『ダイヤモンドは砕けない』。山﨑は、主人公・東方仗助を演じる。
上映後に行われた舞台挨拶に登壇した山﨑は、「(公開から)2週間経っても足を運んでくれて、本当にありがとうございます。僕にとって大きな特別な作品なので嬉しいです。」と笑顔を見せた。
この日は、同作のTVアニメ版で主人公・東方仗助の声を演じた声優・小野友樹さんもゲストとして登場。先日ブライベートでも小野さんと会う機会があったと話す山﨑は、「(初めて会った時は、)不思議な感じでした。普段は声優の方とお会いする機会も無いですし、しかも仗助の役ということで、アニメ版も東方仗助を演じる上で参考にしていたので嬉しかったです。」と振り返った。
小野さんとのクロストークの中で、役に対してのアプローチについて話題が挙がると、「(東方仗助の)見た目は完全に不良なので、そこは無視できないと思いました。本当はめちゃくちゃ優しいし芯が通っていて優しいのですが、だけどそれよりも見た目に説得力を持たせるためには、ヤンキーの要素を入れなければと台詞の語尾だったりを粗野な感じにしました。」と語った。
スタンドが見えない状態での撮影について聞かれると、「初めてスタンドを出すシーンの撮影では、どうしたらいいんだろうと思っていたのですが、監督も特に何も言わずに『高校生2人に近付いていって、右肩あたりからスタンドが出て、2人はブッ飛ばされるから』と説明されたので、『わかりました。』と。(笑)(右肩を力ませながら)『スタンド出すぞ!』という感じで…(笑)。後半は慣れてきたというか、原作もアニメもそうなのですが“慣れてきたらスタンドは肩を傾けるだけで出る”ということで、空条承太郎にスタンドを使うシーンでは、横にマットを置いてもらって、倒れるだけで(スタンドを)出しました(笑)。映像では残像が残っている感じになったので良かったなと思います。」と話し、笑いを誘った。
イベント中には、小野さんの指導に従って、「ドラララ…!」と生セリフを披露する一幕も。見事な決まり具合に小野さんからも「すごい!成長してる!」と絶賛された山﨑は、「(声を録る時に)何も分からずに1人でやっていたのが寂しかったので、小野さんが隣にいてほしかったです。」と話した。
最後に、「友樹さんと一緒にイベントができて、本当に嬉しく思っております。今日の裏話を聞いた後にもう1回観たらもっと楽しめると思います。僕も愛を持ってこの作品に挑ませてもらったので、皆さんにとっても愛される作品になればと思っていますので、ぜひよろしくお願いいたします。」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。
映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」は、絶賛公開中!
ぜひ劇場でお楽しみください!
【ストーリー】
<スタンド>と呼ばれる特殊能力を持つ高校生、東方仗助(山﨑賢人)。彼の住む杜王町では、最近、変死事件が続発していた。仗助は偶然、同じくスタンド使いであり、一連の事件に関わる凶悪犯アンジェロ(山田孝之)の犯行を邪魔してしまったことから、次の標的にされてしまう。
アンジェロは水を操る能力「アクア・ネックレス」を駆使して、執拗に仗助を狙い、その狡猾な手口によって、ついに大切な祖父の命が奪われてしまう。家族と町を守るため、アンジェロとの戦いを決意した仗助。彼のスタンドは、触れるだけで他人のケガや壊れたものをなおすことができる「クレイジー・ダイヤモンド」。そんな最も優しい力を持つ仗助は、彼に危険を知らせに来た空条承太郎(伊勢谷友介)と共に、最凶の力を使うアンジェロに立ち向かう。しかし、アンジェロの背後では、謎の兄弟がすべての糸を引いていた。果たして、仗助と町の運命は…?
(敬称略)